保険に新しく入ろうとしている、または今の保険を乗り換えようと思っている方。
あなたはその保険に入る前に、他社の商品との比較をしっかりとしましたか?
CMで見たからとか、知人にすすめられたから、という理由で保険に入ることはお勧めしません。
商品比較をせずに保険を選ぶと、後悔する可能性がグンと上がってしまいます。
このページでは、なぜ保険に入る前に商品比較が必要になるのかをご説明します。
比較することのメリット・デメリットや比較のポイントも紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
保険に加入する前には必ず商品比較をするべき!
商品比較は買い物の基本
保険にかぎらず、買い物で失敗して後悔しないためには、複数の商品を比べることは基本中の基本です。
保険は「人生で2番目に高い買い物」といわれます。
月々の保険料は数千円程度でも、何十年と払い込み続ければ数百万円にもなるため、保険は非常に高い買い物なのです。
保険選びに失敗すると、
- 必要以上に高い保険料を納めなければいけない
- 保障が不足する可能性がある
- また見直しが必要になり二度手間になる
といったトラブルが起きる可能性があります。
車を買うときはみんな比較をするのに、保険の比較をする人は少ない
自分が乗る車を選ぶとき、他社の車種を調べて性能や値段・デザインなどを比べる方は少なくないでしょう。
しかし、下のグラフのとおり、民間保険加入者の3分の2以上が複数商品の比較をしていないのです。
直近加入契約(民保)の加入時の商品比較経験
出典:2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査(速報版)
保険の比較をしない人が多い理由
なぜ多くの人が、保険の比較をしないのでしょうか。
さまざまな理由が考えられますが、保険について、次のように感じる方は多いでしょう。
- 加入する・選ぶのが面倒
- 商品が目に見えないので特徴がわかりにくい
- 聞きなれない専門用語が多い
- 商品の比較の仕方が難しい
- すぐには使わないので入るのを後回しにしたい
あるいは、どんな商品があるかを知らない・わからないので、比較するという発想に至らないということも考えられます。
保険は車などと違い、楽しく使うものではありません。
保険に入る方の多くは、リスクに備えるために「必要になったから仕方なく入る」というモチベーションのため、考えて比較する労力を使いたくないのではないでしょうか。
複数社の商品を比較して検討する人が増加傾向
下のグラフのとおり、最近は保険に加入する際、保険代理店で契約する方が増えてきています。
直近加入契約(民間保険)の加入チャネル
出典:2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査(速報版)
保険代理店とは、保険会社に代わってあなたに保険を紹介して販売するお店のことです。
町で見かける保険ショップのほか、さまざまな形態の保険代理店があります。
車でいえば、ディーラーやサブディーラーに当たるでしょう。
実は、複数の保険を比較して検討するなら、保険代理店のFP(ファイナンシャルプランナー)に相談するのがもっとも早く、簡単にすむのです。
保険代理店以外だと、一つの窓口で複数の商品を比較することはかなり難しいといえるでしょう。
保険の比較をするときに重要な4つのポイント
保険を選ぶときにはポイントを押さえて比較しないと、基準がわかりにくくなり、しっかりと比べることができません。
保険を比較するときに押さえておくべき重要なポイントは次の4つです。
ポイント
- 自分に必要な保険の種類か
- 保険金の受け取りは一括か分割か
- 保障期間は定期か終身か
- 同じ条件で比べているか
1. 自分に必要な保険の種類か
一口に保険といっても、生命保険・損害保険・医療保険などさまざまな分類に分かれます。
当たり前のことですが、自分にどんなタイプの保険が必要かを理解していないと、正しくリスクに備えることはできません。
保険の分類 | 保障(補償)の対象 |
---|---|
生命保険 | 死亡・高度障害 |
損害保険 | 火災・地震・自動車事故など |
医療保険 | 病気・ケガ・介護など |
2.保険金の受け取りは一括か分割か
損害保険や医療保険の保険金や給付金は、一回の事故や病気に対して、基本的に一括で支払われます。
しかし、生命保険の中には保険金を給料のように、毎月分割で受け取れるタイプのものがあります。
分割で受け取ることによって、「保険料が安くなる」「お金の使い過ぎを防ぎやすくなる」といったメリットがあります。
詳しくはこちら
3.保障期間は定期か終身か
生命保険や医療保険には、保障期間が定期の商品と終身の商品があります。
(損害保険の商品は定期であることが一般的です)
定期 | 終身 | |
---|---|---|
保障期間 | 有期 (〇年間、〇歳までなど) |
一生涯続く |
生命保険の場合、「定期か終身か」「解約返戻金があるかないか」によって保険の種類や保険料が変わります。
詳しくはこちら
4.同じ条件で比べているか
上の3つのポイントを押さえて、ようやく比較ができます。
「保険商品の種類」という条件をそろえないと、比較ができないためです。
ここから、同じ保障(保険金の額など)での保険料の比較や、逆に同じ保険料での保障の比較をします。
複数の保険を比べるときには、一つでも多く条件をそろえましょう。
そうでないと、比べる物差しがあやふやになって、わけがわからなくなってしまいます。
保険商品を比較するメリット・デメリット
保険の比較をすることのメリット・デメリットは次のとおり。
メリット
- 同じような条件でも支払う保険料を抑えやすい
- 比較することで納得して商品を選択できる
- チェックポイントを押さえて比較すれば契約内容を理解しやすい
デメリット
- 保険の内容を理解するのが難しい
- 保険の比較をすることが面倒くさい
- 契約までに時間がかかることがある
理性的に考えればメリットの方が格段に大きいのですが、やはり感情的なデメリットを感じてしまいますよね。
では、「面倒だけどダメな保険は選びたくない」という方は、どうすればいいのでしょうか?
保険の見直しや比較はプロのアドバイスを聞くのがオススメ
上でもご案内した通り、考えて選ぶストレスを抑えて良い選択をしたいのであれば、保険代理店のFPに相談するのが最善の方法といえます。
独力で保険のパンフレットやネットの説明ページを理解しようとしても、保険会社が多すぎて挫折する可能性が高いです。
保険マンモスにお申込みいただければ、保険代理店のなかでも優秀なFPとの無料相談をご体験いただけます。
FPは保険のプロなので、ヒヤリングからあなたに合った最適な保険プランをご提案いたします。
分からないことがあれば、何回でもわかりやすくご説明し、あなたのお悩みの解決を丁寧にサポートします。
保険選びで少しでも悩んでいる方は、ぜひ一度お気軽にご利用ください。
執筆者プロフィール
三嶋裕貴
2級ファイナンシャル・プランニング技能士。出版社に勤務したのち、保険マンモス専属ライターとして入社。
お金の失敗を防ぐための保険選びや見直し方、資産運用などの記事を執筆。
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