終身保険の仕組み

                 

終身保険の仕組みについて、加入事例をまじえてみていきましょう。

終身保険の加入例

30歳の男性が保険金1,000万円の終身保険に加入する場合の保険内容を詳しくみてみましょう。

終身保険の保険金

(1)保障内容

保険期間は終身ですので、加入後に死亡した場合は1,000万円の保険金が支払われます。加入後1ヵ月しかたっていなくても1,000万円の保障があります。

なお保険料の支払いについては、60歳までなど決まった年齢までに支払いを終えるようになっています。

30歳で死亡(加入後) 1,000万円支払われる
50歳で死亡 1,000万円支払われる
61歳で死亡 1,000万円支払われる

(2)解約返戻金

この加入例の場合に、いくらの保険料を支払い、いくらの解約返戻金があるのかをみてみましょう。終身保険の解約返戻金は年々増えていき、保険期間終了間際になると、通常、それまでに支払った保険料の累計額よりもやや大きくなります。

年齢 払込保険料
累計額
解約返戻金額 返戻率
(貯まる率)
31 220,560円 0円 0%
35 1,102,800円 820,000円 74%
40 2,205,600円 1,970,000円 89%
45 3,308,400円 3,080,000円 93%
50 4,411,200円 4,290,000円 97%
55 5,514,000円 5,600,000円 102%
60 6,616,800円 7,020,000円 106%

終身保険の場合、保険料払込終了後も解約返戻金は少しずつ増え続けていきます。

解約返戻金の返戻率(貯まる率)は、加入年齢や加入時の金利状況により変わってきます。上記例はモデルケースとしてご案内したものであり、同様の返戻率を保証するものではありません。

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終身保険の特徴

終身保険には以下のような特徴があります。

終身保険の特徴

  • 契約後は、一生涯、保障する
  • 解約返戻金が貯まっていき、貯蓄性がある
  • 定期保険と比べ、同じ保障額なら保険料が高い(養老保険よりは安い)

終身保険の活用法

終身保険は「一生涯保障が続く」ことと「貯蓄性がある」ことが特徴です。したがって、終身保険をうまく活用するにはこの2点を活かすことがコツです。例えば以下のように、いつかは必ず必要となる資金や老後資金の準備として利用するのがよいでしょう。

お葬式代・お墓代の備え
いつかは必ず死ぬので、その時に必要となる資金に備える
相続対策
いつかは必ず死ぬので、その時に特定の相続人に一定の現金を確実に残す
老後資金の準備
貯蓄性があることを利用して、老後の生活資金を貯える

保険料が高いため高額な保障には不向きですが、確実に保険金を残せることや解約返戻金が貯まることから、活用範囲は広いです。

※保険会社や商品によって内容が異なる場合があります。詳細は各保険会社にご確認ください。

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