人生の一大イベントである結婚。幸せを実感する一方で、結婚式の準備や新居への引っ越し、公的な手続き等、やるべきことが多くあります。
保険に関する手続きもその中の一つ。健康保険と民間の保険の2種あります。
健康保険は公的な手続きのため、皆さん意識して行います。しかし、民間保険の手続きの場合、ご自身と新しいご家族を守るものにもかかわらず、後回しにされがちではないでしょうか。
もし急な入院等になった場合、保険の手続きができていないと、保険金が受け取れない場合もあるので、必ず行いましょう。
結婚した時にしておくべき民間の保険の手続きをまとめました。
まず保険の加入状況を確認
手続きを始める前に、ご自身と配偶者が加入している保険を洗い出しましょう。
下記3つの状態の方が多いでしょう。
- 親が加入し、引き継ぐ保険がある
- ご自身と配偶者、各自で加入した保険がある
- 保険に加入していない
上の2つは加入している保険に関する手続きを行う必要があるので、このまま下までお読みください。
保険に加入していない方は、新しいご家族を守る保障を検討することをお勧めします。下記の記事にお進みください。
住所や名義の変更手続き
結婚で、居住地や姓名、家族構成が変わることによる手続きです。
主に下記の3つがあります。
- 住所・電話番号・姓名の変更
- 名義変更
- 指定代理請求人の変更
順に解説していきます。
住所・電話番号・姓名の変更
保険会社から重要なお知らせが届かない可能性があるため、必ず手続きをしましょう。
保険会社からの郵送物には、下記のようなものがあります。
- 生命保険料控除証明書
- 保険料の支払いに関する書類
- 加入している保険の契約内容のお知らせ
「生命保険料控除証明書」は、年末調整や確定申告の際に提出して税金の控除を受けることができます。
「保険料の支払いに関する書類」は、何らかの事情で保険料が支払われなかった時などに郵送や電話で連絡があります。
例えば、保険料を支払う振替口座の残高が足りなかったり、支払いをクレジットカードにしている場合は上限額に達していたりした場合です。
そのままにしておくと、せっかく入った保険が失効してしまう可能性があるので要注意です。
「加入している保険の契約内容のお知らせ」は、ご家族の保障について定期的に確認することができる書類です。
名義の変更
結婚すると家族構成が変わるため、新しい家族構成に応じて契約者、被保険者、保険金受取人を変更します。
例えば下記のような変更です。
- 【結婚前】契約者:ご自身 被保険者:ご自身 保険金受取人:親
- 【結婚後】契約者:ご自身 被保険者:ご自身 保険金受取人:配偶者
結婚前に加入した保険は保険金の受取人を親にしている場合が多いため、配偶者に変更したほうが良いでしょう。
名義の変更には注意点があります。
それは、契約者、被保険者、保険金受取人を誰にするかによって、保険金を受け取る際にかかる税金が異なること。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
指定代理請求人の変更
指定代理請求人とは、被保険者が存命中に保険金の請求をする事情が発生した場合に、被保険者に代わって保険金を請求できる人です。
例えば被保険者が不慮の事故にあい意識不明の状態になってしまった時、「高度障害保険金」の請求を指定代理請求人が代理で行うことができます。
結婚前に加入した保険の場合、保険金受取人と同様、指定代理請求人が親になっている場合が多いと思いますが、新しい家族構成に応じて変更することをご検討ください。
変更は契約者が行い、被保険者の同意が必要です。
保険料・保険金に関する手続き
主に下記の2種があります。
- 保険料の支払い方法の変更
- 保険金の受取り口座の変更
保険料の支払い方法の変更
まず、保険料の支払いをどのようにするか決めましょう。主に、口座振替かクレジットカード払いかです。
これまでと同じを選択した場合でも、結婚に伴う名字の変更等で、下記のような変更が必要な場合があります。
- 振替口座の変更(口座自体、名義変更)
- クレジットカードの変更(カード自体、名義変更)
また、保険料の払込回数についても、結婚を機に一度考えてみてはいかがでしょうか。
保険料の払込回数は、「月払い」、「半年払い」、「年払い」等があります。まとめて支払うと保険料が割安になる場合が多いのですが、保険の加入時以外は検討する機会があまりないので、結婚は再検討する良いタイミングです。
保険金受け取りの口座変更
生前に保険金等を受け取る口座です。例えば、配当金や契約者貸付を受ける際に必要になります。
手続き方法
保険会社によって手続き方法は異なりますが、一般的な手続き方法としては、インターネットで完結する手続きと、保険会社に連絡して郵送等で行う手続きの2種です。
また、手続きの内容によって提出する書類も異なりますが、下記のようなものが必要です。
- 保険証券(保険証書)の記号・番号
- 本人確認書類(運転免許証等)
- 金融機関情報
結婚を機に保険の見直しを!
結婚は、新しい家族のスタート。働き方、子どもの予定、住宅購入、老後の過ごし方等、これからの家族のライフプランをつくり、それに応じて保障も見直していくことが大切です。
これまで加入していた保険と新たに加入する保険で保障のかぶりがないか、保険料は適正か、そもそも今後どのような保険が必要か、ご自身で判断するのはとても難しいこと。
そこで頼もしいのが、お金と保険のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)です。
ライフプランの作成から保障と保険料の適正化まで、サポートしてくれます。上述した手続き方法のアドバイスもしてくれるでしょう。
保険マンモスでは、複数の保険会社の商品を取り扱い、あなたとご家族に最適なアドバイスができる優秀なFPをご紹介します。
※上記保険の手続きは保険会社、保険商品によって異なります。詳細は加入している保険会社にお問い合わせください。
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