保険の見直しは、現在加入している保険の契約内容の把握なしには始められません!そのためには、保険証券のチェックは必須です。
保険証券で正しく把握することが大切です
保険を見直す時には、自分にどんな保障が必要かということと同じくらい、現在どんな保険に入っているのかを正しく把握することが大切です。
そして保険の内容を正しく把握する方法としては、なんといっても保険証券を確認するのが一番です。
ここでは、この保険証券を使って保険内容を把握するためのコツを伝授します。
生命保険見直しの注意点
生命保険を見直すときは、見直したい1つの保険だけを見て、保障額の変更や解約、新規加入等を決めてはいけません。なぜなら、知らないうちに家族で複数の保険に加入し、保障が重複していることがあるからです。
例えば、夫の保険の医療保障に家族特約がついているのに、別途、妻が医療保険に加入している場合などがそうです。
したがって、保険を見直す時には、家族が加入している全ての保険を一度確認して、人別に保障額を合計し、保障が適正なのかどうか? 家族間のバランスはどうか、ひとつひとつ判断していくことが重要です。
重複した保障があると、その分の保険料が無駄になってしまいます。保険は常に家族全体で考えるようにしましょう。
保険証券を使った保険見直し手順
1家族全員のすべての保険証券を集める
家族が加入している保険については、生命保険、医療保険、がん保険、年金保険、学資保険、共済も含めて、とにかく全ての保険証券を一か所に集めます。
2保険証券を人別に分類する
1で集めた保険証券を人別に分類します。ここでいう人別とは被保険者別、つまり誰にかかっている保険かで分けるということです。わかりやすくするために、被保険者名にマーカーでチェックをつけておくとよいかもしれません。
3保障一覧を作る
家族の人員毎に、どんな保険に入っているか、どんな保障があるのかがわかる一覧表を作ります。一覧表はきれいにまとめる必要はありません。例えば、夫、妻、子供ごとに、以下の項目がわかれば十分です。
一覧表の項目(例)
- 被保険者
- 保険会社名
- 保険種類(定期保険、終身保険、医療保険とか)
- 保険金額
- 保険期間
- 保険料(月額、年額等の支払額。将来更新で上がるなら、更新後の保険料も)
- 支払保険料総額(保険期間を通じて払い込む保険料の総額)
- 解約返戻金(保険料払込終了時、もしくは70歳時点で解約した場合の解約返戻金額)
- 返戻率(上記、解約返戻金÷支払保険料総額)
4一覧表から内容を把握
一覧表ができたら、家族の人員毎の保障内容、家族全体としてのバランスを確認します。その際には以下のポイントに注意してチェックするとよいでしょう。
チェックポイント
- 人別に、死亡保障(保険金)は合計でいくらで、その他の保障はいくらあるか
- 人別に、それぞれの保障はいつまで続くのか(図を作るとわかりやすい)
- 人別に、現在の支払保険料は合計いくらか。(70歳までの支払総額も計算)
- 家族間で保険のウェイト、保険料のバランスはよいか
- 更新型で将来保険料が上がる保険はどれで、いくらに上がるか
保険の見直しは、世帯単位で行うことがポイント!難しいと感じたら、FPのアドバイスを聞くことをおすすめします。
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