「希望にあった生命保険だったので」
生命保険文化センターの発表している「生命保険に関する全国実態調査」(平成30年)では、全体の39.3%もの人が生命保険に入る理由をこう挙げています。
ちなみに2位以降は、「営業職員や代理店の人が親身になって説明してくれたので」(24.8%)、3位「掛金が安かったので」(21.3%)、4位「以前から加入していた営業職員や代理店の人にすすめられたので」(14.6%)、5位「営業職員や代理店の人が知り合いだったので」(14.2%)となっています。
出典:公益財団法人生命保険文化センター「生命保険に関する全国実態調査」(平成30年)
しかし、これらの理由は「加入理由」というよりも、保険を「選んだ理由」なのではないでしょうか。本当に保険に加入した理由というのはもっと根本的なところにあるのではないでしょうか。
誰のため?何のために保険に入るのか
数多くの保険相談を受ける側として見たとき、保険の加入理由を相談者に聞くと「なんとなく加入した」「なんとなく安かったから」「何かしらの保険に入らないといけないと思ったから」と答える人が想像以上にいます。では、ここであなたに聞きます。
あなたが保険に入る理由はなんですか?
保険は人生の中で住宅の次に高い買い物と言われています。保険は毎月数千円から数万円を何十年にも渡って保険会社に支払うことによって(まるでローンのように)保障を買っています。最終的には数百万円から数千万円にもその総額は膨らむこともあります。
こんなにも金額が高い買い物をするとき、あなたは「なんとなく」「月々の支払が安かったから」という理由で契約書にサインをするでしょうか?
ここで思い出してほしいのは、保険は誰のために、何のために入るのかということです。もちろん自分のためというのも間違いではありません。自分を大切にできない人は周りの人も大切にはできないからです。
あなたはその理由に数百万円を支払うことができますか?
一度立ち止まって考えてみましょう。今加入している(加入しようとしている)保険は、あなたが今後数百万円を支払う価値がありますか?
愛する家族を守るため、自分の健康を守るため、自分の老後の生活を守るため、このような理由が明確にあればなんら問題はありません。しかし、そこに明確な理由がないのであれば、その保険に加入する意味がもしかしたら適切なものではないのかもしれません。
保険は安心のために加入するものですが、その安心はお金を支払うことで得ることができます。あなたが保険に入るその理由に数百万円を支払うことができますか?
保険マンモスでは、あなたの保険に関する疑問や不安にお答えするFPをご紹介しています。「自分の保険は自分にピッタリ合っているか」確認するだけでも安心することができますので、ぜひ一度お気軽に無料の保険相談をお試しください。
執筆者プロフィール
保険マンモス編集部
元出版社の編集者兼ライター2人と、外資系生命保険会社と乗合代理店合わせて約20年の募集人経験を持つライター。全員がFP資格を持ち、保険マンモスのサイト全般の執筆を担当。
執筆:保険マンモス編集部/公開:2020年10月25日
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