このページをご覧になっている皆さまは、保険を選び始めている方か、現在加入中の保険内容の確認や見直しをしている方が多いのではないでしょうか。
保険選びや保険見直しの際に検討する項目として、保険の保障内容だけでなく、「払込期間」と「保険期間」も重要です。
しかし、保険の払込期間と保険期間について、その言葉の意味や内容をご存知の方は多くないのではないでしょうか。
ここでは、このような皆さまの疑問を解決するよう、保険の「払込期間」と「保険期間」とは何か、払込期間と保険期間の決め方、現在ご加入中の保険のこれら期間を変更したい場合について、解説します。
基本的に生命保険も医療保険も同じ考え方ですので、ぜひご参考になさってください。
保険の払込期間と保険期間とは
保険の払込期間と保険期間について、言葉の意味やその違いについてみていきましょう。
払込期間とは
「払込期間」とは、保険料を支払う期間のことです。
払込期間中に保険料の払込(支払い)が滞らなければ※、万が一の時にその保険の保障を受けることができます。
払込期間の長さは支払う保険料と関係があり、一般的に払込期間が長いと保険料は安くなり、短いと保険料は高くなります。
※支払い期日までに保険料の支払いができない場合は、払込猶予期間内に支払えば契約を失効することはありません。
保険期間とは
「保険期間」とは、契約している保険の保障が受けられる期間のこと。保障期間ともいわれます。
保険期間には、「定期」と「終身」の2種類があります。定期保険、終身保険といわれているものですね。
それぞれの保険期間は下表の通りです。
保険期間 | |
---|---|
定期保険 |
期間の設定あり ・年満了(10年、15年等) ・歳満了(60歳まで、70歳まで等) |
終身保険 | 期間の設定なし(保障は一生涯) |
保険料は一般的に、定期保険のほうが終身保険よりも安くなっています。
というのは、一般的に定期保険は「掛け捨て」で、終身保険は「貯蓄性」があるためです。
払込期間と保険期間の関係
下図は、払込期間と保険期間の関係を、下記条件のもとにまとめたものです。
- 払込期間:例として、60歳払済、終身払の2種
- 保険期間:終身
上表の例の場合、「60歳払済」ですと、60歳の払込期間が終了した後、契約者が死亡するまで保険料を支払う必要はありません。
「終身払」の場合は、死亡するまで保険料を支払わなければいけません。
払込期間と保険期間の決め方
払込期間と保険期間を決める際には、何を考えればよいのでしょうか。
検討項目を表にまとめました。
払込期間と保険期間を決める際の検討項目
検討事項 | |
---|---|
払込期間 |
・いつまでに保険料を払い終えるか ・希望の払込期間を設定した場合、保険料はいくらになるか ・解約返戻金額がいくらになるか |
保険期間 |
・保障期間はいつまでが良いか(終身/定期) ・定期保険にした場合、契約期間満了後どうするかか ・希望の保険期間を設定した場合、保険料はいくらになるか |
払込期間を決める際、解約返戻金のある保険(主に終身保険)に関しては、返戻率にも注目しましょう。払込期間を短く設定した場合、解約返戻金の返戻率は高くなる可能性があります。
支払った保険料より解約返戻金が高くなる場合、貯蓄の手段としても利用することができるでしょう。
大切なのは、払込期間、保険期間ともに、今後のライフプラン・マネープランをもとに考えることです。
住宅ローンや教育費の支払い状況、会社を定年退職する年齢、年金受給年齢など、家計や就業状況等を経年変化で想定することによって、「払込期間がいつまで」で、「保険期間がいつまで」、「保険料がいくら」の保険に加入するかを決めることができるでしょう。
例えばこのままでは老後資金が不足すると考えている場合でも、退職前に保険料の支払いを終えて退職金や年金を保険料の支払いに回す必要がなくなる等、適切な対応ができます。
しかし、ライフプラン・マネープランをたて、たくさんの保険商品の中から適切な保険を選び、さらに払込期間や保険期間を保険料とのバランスを取りながら設定するには、金融知識が必要ですし、情報収集や選択等の時間や手間もかなりかかります。
そんな時に心強いのが、保険とお金の専門家であるFP(ファイナンシャルプランナー)への相談。これらの検討項目を一緒に考え、あなたのご希望にあった保険プランを複数ご提案することができるでしょう。ご相談は無料なので、一度ご利用されてはいかがでしょうか。
払込期間と保険期間を変更したい場合
すでに保険に加入している方は、払込期間と保険期間を変更したいという方もいらっしゃるでしょう。
契約途中での変更に関して、払込期間・保険期間ともに、生命保険会社によって対応が異なります。
また、変更が可能な場合でも一定の要件を満たす必要や、保険料の増減等が生じるようです。
ご自身の加入している保険の変更がどのような扱いになるか、詳細は保険会社にお問合せください。
保険とお金の専門家「FP」なら、払込期間と保険期間の変更や、現在ご加入中の保険を見直してより良い保険プランをご提案することが可能です。
相談実績と保険や金融に関する知識が豊富な優秀FPへのご相談は、ぜひ保険マンモスをご利用ください。ご相談は無料です。
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