お子さまの教育費を準備する方法として、学資保険の加入を検討される方が多くいらっしゃいます。
お子さまが成長したあとで後悔しないためには、学資保険が自分に合っているか、メリット・デメリットの両方をしっかり理解したうえで判断することが必要です。
ここでは学資保険のメリット・デメリット、どんな方に学資保険が合っているかについて解説します。
学資保険のメリット
着実に貯蓄していける
学資保険に入ると、保険料が引き落とされるので、自動的にお金を貯められます。
固定金利なので、途中に解約などをしない限り、基本的に満期保険金が予定額より下がることはありません。さまざまな貯蓄法の中では、かなりリスクが低い方法といえます。
契約者に万一のことがあったときの保障をつけられる
契約者(親)が死亡・高度障害状態となったとき、以降の保険料払込は免除され、さらに満期保険金を全額受け取れます。
また、払込免除となる対象にがん・急性心筋梗塞・脳卒中などを加える特約をつけることもできます。ただし、この場合は保障が手厚くなる分、返戻率※は下がります。
※返戻率(%)=受け取る保険金額÷支払う保険料総額×100
逆に、保険会社によっては返戻率を上げるために払込免除そのものをなくすこともできます。
税制上の優遇がある
年末調整や確定申告での生命保険料控除の対象となるので、所得税・住民税の支払を安くできます。
学資保険のデメリット
返戻率が低くなった
学資保険はゼロ金利時代になって以降、返戻率が下がっています。返戻率が100%を下回っているものもあるので、検討する際は必ず確認しましょう。
満期まで引き出しにくい
学資保険は満期まで契約することを前提にしているものなので、途中解約すると元本割れすることがほとんどです。
インフレに弱い
固定金利の商品が多いので、満期保険金の額もあらかじめ決まっています。もしインフレで物価が上がり、教育費も上昇した場合、保険金だけではまかないきれないこともありえます。
学資保険が合っているのはこんな人
それではメリット・デメリットを踏まえて、自分にとって学資保険が合っているかを判断していきましょう。
学資保険が合っている人
- 貯金するのが苦手
- 貯蓄が減る可能性がある方法は避けたい
- 自分が死亡したときのリスクにも備えたい
一方で、近年は学資保険でなく、貯蓄性の高い終身保険など、他の方法で教育費を準備される方もいます。
その理由は、上に書いたようなデメリット以外に、「満期時に必ず保険金を受け取ることになるので、それ以降の積み立てができない」という事情もあるようです。
迷ったらどうすればいい?
ここまで読んでも、学資保険に入るべきか、他の方法にするべきか、決められない方もいるでしょう。
そんな方はまず、 保険マンモスの無料保険相談 保険マンモスの無料保険相談でFP(ファイナンシャルプランナー)と話をしてみるのが最善の選択です。
FPはお金のプロなので、どんな方法で教育費を準備していけばよいのか、あなたの人生設計や家計の状況からアドバイスできます。
保険を無理に売りつけることはありませんのでご安心ください。
「学資保険に入る」または「入らない」と決めた方でも、具体的な保険商品・金融商品を選ぶ必要があるので、やはりFPに相談するのがおすすめです。
保険マンモスの無料保険相談なら、加入中の保険の内容も踏まえた、無駄のないプランを立てられます。
執筆者プロフィール
三嶋裕貴
2級ファイナンシャル・プランニング技能士。出版社に勤務したのち、保険マンモス専属ライターとして入社。
お金の失敗を防ぐための保険選びや見直し方、資産運用などの記事を執筆。
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