手軽な自転車に潜む重大なリスク

                 

執筆:井上雅夫/更新:2013年11月06日

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こんなに深刻、自転車事故の実態!

免許がいらず、手軽に乗れて誰でも買い物・通勤・レジャーに使える便利な交通手段の自転車が人気を集めています。

一方で、自転車に乗る人のルールやマナーを守る意識にもばらつきがあり、それらが原因の自転車事故が数多く発生しています。

そしてその自転車事故には、被害者が死亡したり障害が残ったりすることで多額の損害賠償を背負ってしまうリスクがあります。

たとえば最近の判例では、事故当時11歳だった少年が歩行中の女性に衝突し、被害者の女性が意識不明になった事故で、少年の親に過去最高となる9,500万円の損害賠償命令が出されました。

以前は、自転車は自動車との事故による被害者というイメージでしたが、最近では、歩行者に対する加害者という立場に変わりつつあります。

実際に、警察が発表している交通事故のデータをみても、交通事故全体の件数が減っている中、自転車対歩行者の事故件数は減っていません。

高額賠償となった自転車の加害事故例

賠償額 事故の概要
9,500万円 夜、11歳の少年が住宅街の下り坂道をライトを点灯しマウンテンバイクで走行中、女性に気づかず正面衝突。女性は転倒し頭を強打した。女性は4年以上が過ぎた判決時も意識が戻っていない。(2013年7月神戸地裁)
6,779万円 夕方、男性がペットボトルを片手に下り坂をスピードを落とさず走行し交差点に進入。横断歩道を横断中の女性と衝突した。女性は脳挫傷等で3日後に死亡した。(2003年9月東京地裁)
5,000万円 夜間、女子高生が携帯電話を操作しながら無灯火で走行中、前方を歩行中の看護師と衝突。看護師には重大な障害が残った。(2005年11月横浜地裁)
  • ※賠償額とは、判決文で加害者が支払いを命じられた金額(上記金額は概算額)
  • 出典:一般社団法人日本損害保険協会 「日本の損害保険-ファクトブック2012」および新聞記事等

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悲惨な事故を起こさないために

事故は一瞬の不注意や油断から起こります。事故を未然に防ぐためにも、自転車に乗る場合、日頃から最低限つぎのことを順守したいところです。

1.ルールを守る

左側通行、原則車道走行、信号を守る。街中で見ていると、右側通行をする自転車、歩道を(猛スピードで)走る自転車、信号を無視する自転車を多く見かけませんか?ルールは守りましょう。

2.「いいとこどり」をしない

自転車はその時々の都合で、時には歩行者として、時には車両としてふるまう傾向があります。車なら厳密に守る信号や左側通行のルールを、自分の勝手な解釈で無視することはやめましょう。

3.スピードダウン

当然のことですが、スピードを上げると事故率が上がります。ハンドルも操作しづらくブレーキも遅れます。相手の動きを予測することもより困難になります。

上記高額賠償の判例でも、ハイスピードが要因となっています。 安全な速度で自転車に乗りましょう。

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その上で、保険で備える

何よりも、事故を起こさないことが最も大切ですが、もしあなたが自転車事故で第三者を死傷させてしまった場合、その賠償に十分な責任能力をお持ちでしょうか?

万一、上記判例のように1億円近い賠償責任を負った場合の備えはありますか?

このような賠償には、やはり保険で備えるのが一番です。あなたは自転車保険や個人賠償保険に加入していますか?

まず自転車保険では、二つの補償があります。

1.自転車に乗る人のケガ・死亡の補償
2.事故の被害者(第三者)に対する補償

これらの補償がセットになっていて年間保険料1,000~5,000円程度で入ることができます。

また個人賠償保険は、通常、契約者だけでなく同居家族や別居の未婚の子どもの事故も対象になる商品が多いです。火災保険(個人財産総合保険)、自動車保険、傷害保険等の特約として、月額100円前後の保険料から加入することができます。

人生は、何が起こるか分かりません。豊かなライフプランを実現するためにも、将来のリスクに対して適切な保険で備えることが大切だと考えます。

車に乗る時、必ず自動車保険に加入するように、自転車に乗る時も必ず保険に入ることが今や最低限のマナーではないでしょうか?

執筆者プロフィール

井上雅夫

住宅メーカーに30年いた経験を生かし、相談者の家計とローン、教育や将来について、分かりやすく親切なアドバイスを心掛ける。グッドヒル・プランニング代表。CFP・ローンアドバイザー・宅建主任。

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