Interview

タツミコーポレーション様
セミナー導入インタビュー

タツミコーポレーション様セミナー導入インタビュー
仕事以外の引き出しも増やしていける、自己研鑽・自己啓発につながる福利厚生
株式会社タツミコーポレーション
経営管理部 執行役員
高橋 陵太様

お金の勉強会を導入してみようと思われたきっかけを教えてください

(高橋様)
まず、会社として企業型確定拠出年金の導入が決まったことが大きなきっかけでした。

さらに私自身、今後、国も会社も守ってくれない世の中になると危機感を持っていて、会社としても、従業員教育、人材育成に力を入れているところではありました。

とはいえ、日ごろの業務・職務とは直結しない「金融のリテラシーを高めよう」という教育コンテンツを社内の研修体系に組み入れるかというと、「そこまでしてもな…義務教育ではないしな…」という思いもありました。

その点、保険マンモスさんのサービスは、福利厚生の副次的な効果で金融リテラシーも高めていけると伺ったので、なおさらいいな、と思いました。

導入前の不安はありましたか?

(高橋様)
実施前の時点で、準備に割く時間やメンバーの余力がなかったので、スムーズに導入できるか不安がありました。

そのため、保険マンモスさんには事前に「セミナーの準備もろもろ協力してもらえますか?」と確認しお伝えしていたので、大変なことはすべて対応してくださり、手間なく導入することができました。

その他の不安点についても、保険マンモスさんから対面でいろいろなお話を聞かせていただく中で、「私から要望を伝えてもさらに答えてくれるのかな?アルバイトの方はどうですか?」とか、いろんな質問に対して、営業メールだけではなく、丁寧に対応してもらったので、不安が解消されました。

お金の勉強会を実施すると案内した時の、皆さんの反応はいかがでしたか?

(高橋様)
まず、幹部陣は「めちゃくちゃいいですね!」という感じでした。ある程度世の中の動きを察知しているメンバーたちなので、すごく前向きに受け取ってくれました。

管理職ではないメンバーたちも、意外に興味がある人がけっこういるんだ!というのが率直な感想でした。

少し前までは、「投資・運用」という言葉自体がハードルの高いものだと思われていました。しかし、今は少しずつ投資・運用をすることが世の中で当たり前になってきている。

銀行に預けているだけではリスクになってくるけれど、投資・運用はハードルが高くてリスクがあるし、「怖い…」というイメージ。
ただ、いざやってみるとなかなかそんなこともなかった、という声もあります。

そういったことも、話を聞く機会がないと知ることが出来ないので、良いきっかけになると思いました。

実際にお金の勉強会をお受けいただいて、内容はいかがでしたでしょうか?

(高橋様)
全体を通して、「すごく良かった」という声が多かったです。

勉強会の後、今まで社内であまり聞かれなかった、お金や保険などを気にした会話が行き来するようになりました。
「すぐに保険を切り替えました!」と言う社員もいるほどです。

とはいえ、お金の知識や個々人のリスクマネジメントなどが、社会全体として必要だとは伝わるけれど、自分ごととして捉えられるのは、ある程度の基礎知識がある人たちなのかな、とは感じました。

時間が限られていたので、コンテンツの量をギュッと絞ってていただいたのと、私たちの会社自体がまだまだ平均年齢が若いので、「まだ大丈夫でしょう」という気分の者が多いからというのがあると思うのですが。

企業型確定拠出年金の導入がサービス利用のきっかけと伺いましたが、勉強会の効果はありましたか?

(高橋様)
説明会が要因かは分かりませんが、加入者は毎月1~2人は増えています。

ちなみに、弊社で働くメンバーは共通の価値観として持っておくべき「バリューブック」というものがあり、これを定期的に全社員がアウトプットする会があります。

そこに、投資とか保険のことで、「皆さんこれは意識したほうがいいですよー!」という、お金の勉強会で話してもらった内容を、発信するメンバーが普通に出てくるようになりました!

バリューブックの項目に照らし合わせて、仕事以外の引き出しも増やしていこうね、という発信をしてくれています。

ご自身でも個別面談をお受けいただいたかと思いますが、いかがでしたか?

(高橋様)
面談していただいたファイナンシャルプランナー(FP)さんが本当に博識でした。

私は多少かじっているくらいだったので、「この辺はどうなんだろうな~?」という疑問もすべて答えてくれましたし、それ以外のことも含めて広く深く知識を落とし込んでいただいて、話していてとても面白かったです。

私自身もどこかのタイミングで家計を見直したり、追加で保険に入ったりしたい思いはあったので、半年以内くらいにまたFPさんに声を掛けさせてもらいたいなと思っています。

ショッピングモール内にある保険ショップとかにわざわざ行くのはちょっと敷居が高い感じがあったのですが、今回会社の福利厚生サービスで取り入れた時に、「あ、なんかあんまり構えずにいけるのであれば行ってみようかな、聞いてみようかな」という感覚になりました。

アミューズメント業界の企業として、当社の福利厚生サービスが有効だと感じた点はありましたか?

(高橋様)
一般的にサービス業の社員は平均年齢が若いと思いますが、弊社は特に若いです。

今後5年後くらいに就職してくる層は、義務教育で金融教育を受けているので金融リテラシーが高いと思うのですが、今の30代以上は金融教育を受けていないので、興味のある人以外はそんなにリテラシーが高くないと思います。

そういう意味では、知識をつけてもらう、育ませる機会になるとても良い福利厚生サービスだと感じました。

割引や無料の報酬といったインセンティブの要素をただ得るだけではなく、自己研鑽・自己啓発にもつながるような福利厚生だと思っていますし、そこに価値を感じています。

弊社の福利厚生サービスは、どのような雰囲気・風土の企業に合っていると思われますか?

(高橋様)
本当の意味で、従業員一人一人の幸せや成長、価値観を大事にされている企業ですかね。

会社の利益、会社の業績だけを重点に置いている成果主義な企業さんよりは「人」を大事にしている企業さんがいいと思います。

もちろん業績・売上・利益を重視している企業さんにも受けはいいと思います。
ただ、保険マンモスさんが提供したい本当の価値をしっかりと有効活用できるのは、「この保険の見直ししたらどう~?」みたいに右から左へ流すように紹介するような企業ではなく、従業員に「生きていくのにこういう知識つけていかないと本当にまずいよ」ということを伝えたい企業でしょう。

こういった価値観は私自身もとても大切にしているので、今回はそういう意味でドンピシャで弊社にはまったというのはありました。

私たちでは手の届かないところ、かゆいところにしっかり届くようなサービスだったので、ありがとうございます!という感じでした。

たとえば、定期的なFPによる勉強会の開催は検討いただけますか?

(高橋様)
逆に入れていただけるのであれば、すごく光栄です。

全く同じ内容ばかりならばやる意味はないと思いますが、世の中の法改正もすごいスピードで変わっていますし、変化が著しいので、それに合わせて定期的に勉強会を開催するとか、コラムとして発信をいただけるのはとてもありがたいです。

新卒の方やまだ受けて頂いていない方向けに勉強会を定期的に実施するのはいかがでしょうか?

(高橋様)
半年に一回、定期開催で、まだ受けていない方に「金融リテラシーの初級です」という形で、基礎知識として受けてもらうのはいいですね。
基礎編と新しいコンテンツの二つの軸であってもいいかな、と思っています。

なかなか一回のセミナーを受けただけでは、おそらく知識はつかないですし、そのタイミングで情報、ニュースをみて興味・関心がわいて、お金の勉強会を受けて、「なるほど、そういうことか!」ってなると思うので。

知識がちゃんと身につくタイミングは、だいぶ人それぞれだと思います。自由な幅を設けながら、参加を募るのは全然ありだと思います。