最も基本的なタイプの死亡保険です。必要な保障を比較的安いコストで確保することが可能です。
定期保険はこんな保険
- 被保険者にもしものことがあった場合に、保険金が出る死亡保険です。
- 保険期間は一定で、保険期間に何事もなければ、契約は終了します。
- 解約返戻金は、0 もしくは、ほとんどありません。
定期保険は、保険期間が一定で満期金のない「掛け捨て」タイプの保険です。貯蓄性がない分、保険料は割安になっています。
しくみと特徴
定期保険は、保険期間が一定で、保険期間内に何事もなければ契約は終了し、解約返戻金は一般的に0になります。このことが「掛け捨て」と呼ばれる所以です。
定期保険の例
30歳の男性が1,000万円の定期保険(10年)に加入する場合の保険内容をみてみましょう。
加入例
ポイント
定期保険の解約返戻金は弧を描いて期間終了時には0になり、保険期間の中ほどが最も額が大きくなります。
満期までの保険料支払総額と解約返戻金の関係
払込保険料累計額 | 解約返戻金 (満期時) |
戻り率 |
---|---|---|
288,000円 (月額保険料2,400円) |
0円 | 0.0% |
※上記金額は、モデルケースとして算出した参考値であり、特定の保険商品の保険料および解約返戻金を計算したものではありません。
更新型と全期型
定期保険には、10年、15年などという保険期間を定めて満期ごとに更新していく「更新型」と、あらかじめ保障が必要となる全期間を保険期間とする「全期型」があります。
更新型の特徴
保険期間が終了すると、引き続き同じ保障内容で更新することができます。契約当初は保険料を安くできますが、更新の際には、その時点の年齢で計算した保険料になるため、更新のたびに保険料が上がっていきます。
※定期保険の更新可能期間は保険会社や商品によって違い、一定の年齢以降(60歳や80歳など)の更新はできなくなります。
全期型の特徴
保険料は、契約期間中ずっと一定です。更新型の最初の保険料に比べると少し高めになりますが、全保険期間の支払い保険料の総額は全期型の方が安くなります。
更新型の場合は、更新後の保険料がどうなるのかということを、よく理解しておく必要があります。
他のタイプの定期保険
定期保険のバリエーションとして、逓減定期保険、収入保障保険などがあります。
定期保険の検討ポイント!
定期保険は、「保障期間に終わりがある」こと、同じ保障額なら終身保険や養老保険より「保険料が安い」ことが特徴です。そこで期間がはっきりとわかっている経済的リスクを効率よくカバーするのに適しています。
まとめ
「子供が生まれてから独立するまでの教育費」や「夫が万一の場合、妻が自分自身の年金をもらえるまでの生活費」など、期間が決まったリスクへの備えとして活用できます。
高額な死亡保障に備えるのに適した保険です。必要保障額が高額になる時期について、FPに相談しながら活用するとよいでしょう。
※保険会社や商品によって内容が異なる場合があります。詳細は各保険会社にご確認ください。
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