50代は老後の生活をより具体的に考えるべきタイミングです。ねんきん定期便を「リタイアメントプランニング」に活かしましょう!
ねんきん定期便の記載事項
50歳以上の方に送付される「ねんきん定期便」の記載事項は、下記の通りです。
①これまでの年金加入期間
②老齢年金の年金見込額
※既に老齢年金を受け取られている方は記載されていません。
③これまでの保険料納付額
※厚生年金保険の保険料は被保険者負担分のみ表示されています。
④最近の月別状況
年金のご請求を間近に控えた59歳の方に届けられる封書の「ねんきん定期便」には、上記①~④に加え、下記の情報が記載されます。
⑤これまでの年金加入履歴
⑥これまでの厚生年金保険における標準報酬月額などの月別状況
⑦これまでの国民年金保険料の納付状況
尚、50歳未満の方はこちらの記事をご参照ください。
ねんきん定期便を見る際のポイント
表面の見方
1. 「国民年金」「厚生年金保険」「船員保険」の加入月数
これらを合算した月数が300月以上の場合に、受給資格を得ます。
2. 「国民年金」「厚生年金保険」「船員保険」の合算月数
受給資格である300月に到達できるかどうかチェックしましょう。
300月に満たない場合は年金を受け取れません。
その場合は、救済措置が適用されないか年金事務所に確認しましょう。
3. 国民年金の受取り見込額(年額)
今後の制度改正やご自身の加入状況の変化など様々な要因により変化する可能性があります。
4.厚生年金のの受取り見込額(年額)
今後の制度改正やご自身の加入状況の変化など様々な要因により変化する可能性があります。
裏面の見方
5. 老齢年金の見込額
60歳未満の方:現在の年金加入制度に60歳まで継続して加入した場合に、65歳以降受け取れる年金見込額です。
60歳以上65歳未満の方:「ねんきん定期便」の作成時点での年金加入実績に応じて、65歳以降受け取れる年金見込額です。
6. 最近の月別状況
最近の月別の年金保険料の支払い状況等が記載されています。記載内容に誤りや不明点がないかチェックしてください。
特に転職されたり姓が変わられた方は要注意です。
リタイアメントプランニングは50代のうちに
リタイア後の生活のイメージはできていますか?
退職以降は、一般的に所得が減少した状態で数十年間の生活をしなければなりません。
このセカンドライフを設計することを「リタイアメントプランニング」と言います。
まずは、老後の生活をイメージします。
下記のようなモデルで65歳以降の生活を描いた「キャッシュフロー表」をつくってみました。
- モデルケース
-
・夫:会社員(定年65歳)/ 妻:専業主婦 / 年齢:夫婦とも同い年
・子供:1人
・住居形態:分譲マンション
・退職金:2,000万円
・寿命:2015年平均寿命(男性80.79歳、女性87.05歳) - 年金額(「平成26年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」より)
-
・夫年金額:厚生年金保険 老齢年金受給権者平均年金月額(男性)
・妻年金額:国民年金 老齢年金受給権者平均年金月額(女性)
※利息や物価上昇率は考慮していません。
キャッシュフロー表
このキャッシュフローの収入と支出をまとめると下図のように。
このままいくと、462万円の不足が生じて老後の生活設計が破たんしてしまうことがわかります。
見方を変えれば、「今やるべきこと」「目標」が明らかになりますね。
モデルケースには書いていませんが、他にも「孫ができたときのお祝い」だとか「お葬式代」だとか様々な出費があります。
医療費も何が起こるかわかりませんし、例えば入院の際に個室を使うとまとまった出費になります
ご自身がどのような老後の生活を送りたいのか、しっかりと想像しましょう。
不足分が把握できたら次は対策です。
個人年金や終身保険等の金融商品を活用したり、支出を減らす工夫をして安心の老後を設計しましょう。
ぜひ、保険マンモスが無料でご紹介するFPにご相談ください
「より正確に収入と支出を把握すること」「より具体的に老後の夢を描くこと」が、リタイアメントプランニングの重要なポイントです。
ぜひ、保険マンモスが無料でご紹介するFP(ファイナンシャルプランナー)にご相談ください。
もちろん、ねんきん定期便の見方などもご説明いたします!
※掲載内容は2020年12月時点の情報に基づくものです。
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