借金200万円はやばい?自力返済は無理?完済のコツと借金を減らす方法

借金が200万円ある人は、「本当に自力返済できるのだろうか…」と日々不安を抱いて生活しているのではないでしょうか。

200万円の借入ともなると、毎月の返済負担も非常に重くなってしまいます。

今後どうするべきか、真剣に考えるべき時期であると言えるでしょう。今後の返済計画なしでは、返済が滞ってしまう可能性があります。

そこで今回は、借金200万円の状況や利息、返済方法について解説します。「借金まみれの状況を改善したい!」と思ったら、ぜひ参考にしてみてください。

誰にも言えず苦しんでいませんか?

借金200万円は自己破産も考えるべき時期

200万円の借金を抱えている状況は、決して楽観視できるものではありません。

「まだまだ余裕!なんとか返済できているから大丈夫…」と思いがちですが、実際には自己破産を選択する方も少なくありません。

200万円の借金を抱えている方の中には、「借入と返済を幾度となく繰り返してきた結果、今の金額にまで膨れ上がってしまった」というケースも多いようです。

この場合、借金に対する意識が薄れ、感覚が麻痺している可能性も。200万円という金額を一つの区切りと捉え、今後の返済計画について今一度見直すのがおすすめです。

過去に何度も借金を重ねている場合、借金総額についても曖昧になりがちです。「だいたい200万円程度だろう」と思っていた借金が、調査の結果、それ以上にふくらんでいる可能性も。

まずは自身の借金の状況を明らかにするところからスタートしましょう。

借金200万円の利息シミュレーションと毎月の返済額は?

ここでは、「借金200万円」という状況について、より客観的にチェックしてみましょう。

消費者金融から200万円というお金を借りた際に、多くの場合で、返済期間の上限は60回(5年)です。限られた期間内に、借りたお金はもちろん、発生した利息分についてもしっかりと返済する必要があります。

200万円を金利15.0%の契約で借り、5年間で返済する場合、毎月の返済額は「47,579円」です。年間返済額は「570,948円」になります。

5年間の総返済額は2,854,740円です。85万円以上が利息として取られる計算になります。毎月の返済額は約5万円~6万円になるのが一般的です。

もちろん、毎月の返済金額は、借入時の契約状況によっても変わってきます。200万借りた後にまたちょっとだけ借りる…を繰り返し、もっともっと膨れ上がっている可能性もあります。

借金200万円の自力返済が「余裕」である可能性がある人の特徴4つ

自己破産を検討する方も増えてくる、借金200万円という境目。とはいえ、自身の状況によっては、自力返済が十分に可能なケースもあるでしょう。

借金200万円でも慌てる必要がない人の特徴は、以下の3つです。

①年収が600万円以上である

「無理なく返済できる借金の総額」を考える上で、目安として使えるのが、「総量規制」というルールです。

総量規制とは?
消費者金融などを利用する人を保護するため、借入金額に上限を設けた制度のこと。2007年から段階的に導入され、2010年から完全施行されている。借入上限は、借入を希望する人の年収の3分の1。

総量規制は、貸金業法の改正によって定められたルールです。つまり、「借入金額が年収の3分の1を超えると、法律的に見ても返済が厳しくなる」と捉えて良いでしょう。

借金が200万円の場合、年収はその3倍。つまり年収600万円以上あれば、返済に回すお金も確保しやすくなると考えられます。

同じ200万円の借金でも、年収300万円の人と年収600万円の人とでは、その意味は大きく違ってくるでしょう。自身の年収と借金総額のバランスをチェックしてみてください。

無職で借金、低収入で借金という場合、200万という金額を自力返済するのは難しいのが現状です。放置しても借金の踏み倒しはできないため、闇金などの悪徳業者に手を出してしまう危険があります。

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②新たな借り入れをしていない

借金が200万円にまで膨らんでいる場合、「借金返済のために生活が苦しくなり、新たな借り入れをしてそのお金を回している=自転車操業」というケースも少なくありません。この場合、自力返済が難しいと考えられます。

  • 借金が返せないため、お金を借りてしまう月がある
  • 返済しつつ新たな借入もしているため、借金の総額が増えている
  • 返済は続けているものの、利息分で精一杯で、元金が減っていない
「今はまだ返済できているから」と安易に考えるのは危険です。一つ歯車が狂えば、あっという間に借金地獄へと転落してしまう可能性も。

返済プランについて、根本から再検討するのがおすすめです。

新たな借り入れをすることなく、毎月確実に返済できている場合、自力返済も十分可能と考えられるでしょう。

③返済対象が「低金利・長期返済」ローンである

同じ借金200万円でも、

  • 金利
  • 返済期間

によって、返済状況は大きく違ってくるでしょう。

たとえば、無利子で借りている奨学金200万円の場合、5年かけて返済しても、総返済額は200万円です。月々の返済負担は約33,000円にまで軽減されます。

消費者金融で金利15.0%で借りている場合と比較すると、返済負担は約半分程度に抑えられるでしょう。

無利子ではない場合でも、低金利で長期返済が可能なローンなら、1ヶ月当たりの負担は少なくなります。

たとえば、金利2%のマイカーローンで200万円借りて、10年間で返済する場合、毎月の返済負担は約18,000円程度。たとえ年収が少なくても、無理なく返済できる範囲と言えます。

このように、200万円という借金を余裕で完済できるかどうかは、自身のローンの契約状況によっても違ってきます。まずは、現在の状況を確認してみてください。

④借金理由が、ギャンブル依存や買い物依存ではない

いろいろな借金理由がある中で、何かに「依存」してしまっている場合、そちらを直しながら借金も返して行かなければならないため、自力での返済は大変難しいのが現状です。

特に、ギャンブルでの借金リボ払いを伴う買い物の依存は、それをすること自体を断たなければいけないのですが、それをすることで精神を保てているという場合もあるため、なかなかやめられないのが現実でしょう。

新たな借金を繰り返してしまう理由でない借金であれば、コツコツ自力で返せる可能性は十分にありえます。

借金200万円を自力で完済したい!計画実行のための5つのコツ

上の条件に当てはまっていなくても、家計の工夫次第では、まだまだ自力完済を目指せるのが「借金200万円」の特徴です。

とはいえ、これ以上借金が膨らむと、どんどん自力完済が難しくなってしまうのも事実。できるだけ早めに、日々の生活を見直しましょう。

借金200万円を自力で返済するためには、物事を計画的に進めていく必要があります。5つのコツを紹介するので、ぜひ実践してみてください。

1.借り換えを検討する

借金が200万円にまで膨れ上がると、利息の影響も非常に大きくなってきます。可能であれば、低金利ローンへの借り換えを積極的に検討してみてください。

200万円の借金を5年で返済する場合、金利15.0%の場合の総返済額は約285万円です。もし金利10.0%のローンに借り換えできれば、総返済額は255万円まで圧縮できます。

借り換え時には、新たにローン審査を通過する必要がありますし、金利が低くなればなるほど、審査通過は難しくなります。

また、借り換え時に手数料が発生するケースもあるので、注意しましょう。返済シミュレーションも活用しながら、自分にぴったりの借り換え先を検討してみてください。

2.毎月の支出を圧縮して浮いたお金を返済に回す

200万円の借金を自力で返済するためには、月々の生活費をなるべく浮かせ、その分浮いたお金を少しでも返済に回す必要があります。

日々の生活の中に、以下のような工夫を取り入れてみてください。

  • 家計簿をつけて毎月の収支を把握する
  • スマホ料金や家賃、保険料など、固定費の見直しをする
  • 外食の回数を減らす
  • コンビニに行く回数を減らす
  • お金のかからない趣味を見つける
  • 副業など、他に稼げる方法を取り入れる

「借金返済しているのに、なかなか元金が減らない…」と悩む方の中には、約定返済額のとおりに返済を続けている方も少なくありません。

約定返済額は、毎月の最低返済額と捉えましょう。約定返済額以上に返済する習慣ができれば、完済までのスピードもアップします。

苦労して生活費を浮かせても、その分別のところで使ってしまえば意味がありません。浮いたお金は確実に返済分に回せるよう、工夫してみてください。

3.不要品を売却して繰り上げ返済する

200万円という金額は、確かに大金です。とはいえ現実的に考えて、「繰り上げ返済が不可能な金額」というわけではありません。

全額一括返済は無理でも、できる範囲で繰り上げ返済することで、借金総額の圧縮を目指しましょう。借入額が減れば、月々の返済も楽になります。

手元にお金がない場合におすすめなのが、不要品を売却して、そのお金を返済に回す方法です。不要品は、積極的にお金に換えてみてください。

不要品を手放す際には、リサイクルショップやフリマアプリを活用するのがおすすめです。手軽に素早く売却したいならリサイクルショップを、手間と時間がかかってもできるだけ高く売りたいならフリマアプリを使うのがおすすめです。

4.収入を増やす

先ほどもお伝えしたとおり、借金200万円を自力返済できるかどうかは、ご自身の収入状況とも密接に関わってきます。

年収が増えれば増えるほど、返済にも余裕が生まれますから、ぜひ収入を増やす工夫も取り入れてみてください。

  • ネット内職
  • 週末バイト
  • ハンドメイド作品の販売

自分にとって、無理なく取り組める方法を選択するのがおすすめです。

5.複数社からの借り入れの場合、優先順位を明らかに!

複数社から借入している場合、契約条件が異なっているはずなので、優先順位をつけてください。短期集中で完済するのもおすすめです。

他のローンよりも利息が高く設定されているローンは、できるだけ早めに完済しましょう。利息が低いローンで繰り上げ返済するよりも、利息が高いローンにつぎ込んだ方が、返済総額を圧縮する効果が高くなります。

返済先が少なくなれば、その分だけ借金の状況把握も楽になります。返済は戦略的に進めていきましょう。

どうしても自力返済できない…債務整理の検討を

「借金200万円」は、自己破産を検討する方も多い金額です。

「自力返済を目指しているものの、どうしても難しそうだ…」という場合には、債務整理についても検討してみてください。

国が認めた借金救済制度なので、怪しくありません。合法的に借金を減らせたりなくすことができる可能性があります。

債務整理には、主に、

の3種類があります。

200万円の借金を債務整理する場合の、それぞれの特徴について紹介します。

借金200万円の任意整理の特徴は?

毎月一定の収入がある場合は、任意整理でも十分に対応できる可能性があります。

裁判所を通さず、直接相手方と交渉するため、スピーディーに借金を整理できるでしょう。自己破産のように、自身の財産を取り上げられることもありません。

年利15%で借りた200万円の借金を、任意整理せずに5年程度で返済する場合、月々の返済金額は約5万円です。

任意整理の交渉が通れば、これから先に発生する予定だった利息が丸ごとカットされ、元本のみを業者との交渉で決められた期間内で完済することになります。

任意整理の話し合いで200万円の借金を5年(60回)で完済することに決まった場合、月々の返済金額は3万3,000円程度にまで圧縮できます。

「これなら支払いを続けられそう」と感じる方も多いのではないでしょうか。

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借金200万円の個人再生の特徴は?

個人再生は任意整理と違って、裁判所を通して行う手続きの一つです。その名前のとおり、個人再生の目的は、借金で悩む人の経済的再生をサポートする点にあります。

裁判が必須となりますが、個人再生が認められれば、借りたお金の「元本」を圧縮できるため返済負担はかなり軽減されるはずです。

住宅ローン特例の活用によって、自宅を手放さなくて済むかもしれない点も、非常に大きなメリットと言えるでしょう。

ただし借金の金額が200万円の場合、本当に個人再生を選ぶかどうかは、慎重に判断するのがおすすめです。

なぜなら、個人再生をした場合でも、弁済額が100万円より少なくなることはないためです。100万円という数字は、法律上の「最低弁済額」であり、これ以下にするのは認められないというルールがあります。

つまり、借金200万円で個人再生の手続きをとったところで、減額されるのは100万円のみ。残りの100万円は自力で返済するよう求められます。

また個人再生には、裁判所相手に複雑な手続きを踏む必要があります。弁護士に依頼するケースが一般的ですが、当然、弁護士報酬が発生するでしょう。

本当に個人再生でメリットが発生するのかどうか、ぜひ慎重に判断してみてください。

借金200万円の自己破産の特徴は?

借金200万円でも、支払不能状態に陥っている場合は、自己破産を選択できます。

一定額以上の財産を没収されてしまいますが、借金の返済義務から解放されます。

自己破産を選択した場合、評価額が20万円を超える財産は、原則的に処分され各業者への弁済に回されてしまいます。家や車も例外ではありません。

このほかにも、

  • 信用情報機関に、約10年間事故情報が登録される(ブラックリストに載る)
  • 手続き期間中に資格制限を受ける可能性がある
  • 手続き期間中は自由に引越しできない

といったデメリットが存在します。

とはいえ、すでに支払い不能状態に陥っていて、債権者からの督促にどう対応するべきか悩んでいる場合には、非常に心強い解決方法と言えるでしょう。

借金200万円を抱えてしまった際の相談先は主に3つ

200万円という借金を抱えてしまった状況は、決して楽観視できるものではありません。自身の状況に合わせて、周囲に相談してみてください。

1.サポートを依頼するなら家族や知人へ

借金問題について、最も親身になって相談に乗ってくれる可能性があるのは、やはり親族でしょう。借金返済のサポートや、肩代わりを依頼できる可能性もあります。

200万円すべての肩代わりは無理でも、数万円~数十万円程度であれば、肩代わりしてもらえる可能性も。また身近な人から一時的に低利子でお金を借り、金融業者に完済した上で、身近な人に継続的に返済していく方法もおすすめです。

もしお金を借りられなかった場合でも、精神的メリットは大きいはずです。借金問題に関する不安を共有できれば、自分一人で抱え込むこともなくなるでしょう。

借金が200万円ということは、普段の生活やお金の使い方に何らかの問題が潜んでいる可能性も。身近な人だからこそ、率直なアドバイスをもらえる可能性も高いです。

2.自力返済を目指すなら公的機関の窓口へ

自力での返済を考えているものの、身内や周囲にバレたくないから相談は難しいという場合には、公的機関の窓口を頼ってみてください。

借金問題に関する相談窓口は、多くあります。

  • 各自治体が設置している借金問題相談窓口
  • 多重債務ほっとライン(日本クレジットカウンセリング協会)
  • 貸金業相談・紛争解決センター(日本貸金業協会)
  • 全国銀行協会相談室(全国銀行協会)
  • 法テラス
  • 国民生活センター

相談先によっては、生活再建のための支援や家計状況を立て直すためのアドバイス、各種カウンセリングが受けられる可能性も。

「債務整理まではまだ考えていないけれど、誰かに話を聞いてもらいたい…」という場合には、ぜひこれらの窓口を活用してみてください。自身の借金の状況が客観的に見てどうなのか、知るための手がかりにもなるでしょう。

3.債務整理を念頭に置くなら弁護士・司法書士事務所へ

200万円の借金で、すでに返済が厳しくなっている場合、債務整理を視野に入れた行動をスタートしましょう。

この場合におすすめの相談先は、弁護士事務所や司法書士事務所です。

  • 債務整理が可能かどうか?
  • 債務整理によって、どのようなメリット・デメリットが発生するのか?
  • どの債務整理方法を選べば良いのか?
  • 過去の取引で過払い金が発生している可能性がないか?

法律の専門家に相談することで、これらの点を明らかにできるでしょう。

弁護士事務所や司法書士事務所への相談は、気になる事務所に直接コンタクトを取るのも良いですし、法テラスを通すのもおすすめです。

法テラスを利用した場合、収入や保有資産等に一定の条件はあるものの、無料で法律相談を受けられたり、弁護士や司法書士に依頼した際の費用等を立て替えてもらったりできる制度が利用できる可能性もあります。

また法テラス以外にも、弁護士や司法書士への相談では、以下のような窓口も利用できます。

  • ひまわりお悩み110番(日本弁護士連合会)
  • 司法書士 総合相談センター(日本司法書士会連合会)

利用料金は、地域や相談内容によって異なるため、事前にチェックした上で利用してみてください。

借金問題について弁護士や司法書士に相談するなら、過去に数多くの借金問題を解決してきた事務所を選ぶのがおすすめです。債務整理の相談も、スムーズに進めていけるでしょう。

また、司法書士が扱える案件は、「個別の債権額が140万円以下の法律相談・交渉・訴訟のみ」というルールがあります。

同じ「総額200万円の借金」でも、

  • ・A社とB社それぞれから100万円の借金 → 司法書士でも対応可能
  • ・A社のみから200万円の借金 → 弁護士のみ対応可能

となります。自身の借金の状況に合わせて、適切な相談先を選択してください。

借金が200万円は放置せず、今後の返済についてしっかりと考えよう

200万円という借金は、決して返済不可能ではありません。

毎月一定の収入を得ていて、家計管理がしっかりとできるようになれば、完済できる見込みは十分にあるでしょう。

とはいえ、楽観視できる状況ではないことも事実です。すでに返済が厳しくなっている場合は、早急な対応が必要です。

返済シミュレーションや今後の返済プランについても考慮した上で、適切な機関・窓口へと相談してみてくださいね。

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