クレジットカードで現金調達!?海外ATMでお金のおろし方

クレジットカードはショッピングや付帯保険だけでなく、現地で現金を調達出来ると言った便利な利用も出来る魅力があります。

現地通貨を調達するには通常日本円を換金する必要がありますが、その際には割高な手数料が必要になりますしなんと言っても日本円を持参する必要があります。

海外では日本のように治安の良い国は少なく、多くの現金を持ち歩くのは「盗難」のリスクを高めることになってしまうデメリットがあります。

今回は海外でクレジットカードを利用した、ATMで現金のおろし方について詳しくご説明しましょう。

クレジットカードで現金を引出す方法!?キャッシングを利用!

海外でクレジットカードを利用して現金を引出すには、ATMを利用することとなります。

それは、日本国内でも同じことでATMの操作方法は大体お判りだと思いますので、海外では最初は戸惑うかも知れませんがほとんどの方は大丈夫だと思いますよ。

要注意!「国際ブランド」で、対応しているATMが異なる!?

ATMの操作方法は基本的に日本と同じなので、記載されている言語が日本語では無いことに最初は戸惑うかも知れませんが、慣れれば大丈夫なので心配は要りません。

ただ一つ注意しないといけないことは、利用するクレジットカードで対応するATMが異なってくると言うことですね。

詳しく言えばクレジットカードでは無く「国際ブランド」によって違いがあるのです。

  • VISAカード:PLUSマークのあるATMが対応
  • JCBカード:CirrusマークのあるATMが対応
  • MasterCard:CirrusマークのあるATMが対応

上記のマークが付いているかATMを確認すればOKです!後は、日本で行っている手順で良いのですが、暗証番号は必ず必要なので判らない場合はカード会社に問い合わせて確認しておきましょう。

  • 1:ATMに対応するマークがあるか確認
  • 2:ATMのキャッシングを指定
  • 3:クレジットカードを入れる
  • 4:暗証番号を入力する
  • 5:引出す金額を指定
  • 6:現金を受け取る
  • 7:クレジットカードとレシートを受取る

上記の手順で、現金を引出すことが出来ますよ。

必ず守ろう!海外ATM利用時の5つの注意事項

海外でATMを利用する際に、必ず守らなければいけない注意点が5つあり、ここでは、その5つの注意点をご説明しますので、海外でATMを利用する際は必ず守るようにしてくださいね。

注意点その1:暗証番号の取り扱いについて

先ず一つ目は、暗証番号は絶対に忘れてはいけないことです。

先にも触れましたが、キャッシングの場合必ず暗証番号は必要ですから、忘れたりすると現金を引出せなくなるばかりか、3回間違えるとカードがロックしてしまいます。

カードがロックすれば、カード会社に連絡して解除してもらうまで、利用出来ませんし、最悪の場合帰国してからでないと解除されないケースもありますので要注意です。

また、日本のクレジットカードの場合暗証番号は「4桁」ですが、海外のATMでは6桁や5桁の暗証番号を求められる場合があります。

  • 海外ATMで現金をおろす場合、6桁や5桁の暗証番号を求められる
  • 4桁の暗証番号入力後ENTER(YES)キーを押せばOK

4桁以上の暗証番号を要求されても、上記の手順で次に進みますので、慌てなくても大丈夫ですからね!

注意点その2:ATMに現金が無い場合カードの戻りが遅い

海外のATMでは現金が空っぽの場合が良くあります。その場合、挿入したクレジットカードが戻ってこない場合が多くありますが1,2分辛抱強く待ちましょう。

決してそのままにして、ATMを離れてはダメですからね。10分以上待ってもカードが出てこない場合は、ATMに記載のある電話番号に連絡するかカード会社に連絡をして相談しましょう。

  • 海外のATMでは現金が空っぽになっている場合が多くある
  • カードが戻ってこない時があるが慌ててはダメ
  • 人が並んでいてもATMから離れずに10分程は待つ
  • それでも戻ってこない場合はATMに記載の連絡先かカード会社に連絡する
  • 絶対にそのままATMから離れてはいけない

注意点その3:レシートは必ず受け取り、捨ててはダメ

ATMを利用すれば利用控えとしてレシートが出てきますが、そのレシートは必ず受け取って決して捨ててはダメですよ。

先のカードが出てこなくなった場合でもレシートは出てきますので、ATMの機械番号やそのATMを利用した証拠となりますので絶対に必要となります。

  • ATM利用のレシートは必ず保管しておく
  • 何かトラブルがあった場合は、レシートが必ず必要となる

何かのトラブルに遭遇した場合でも、レシートが必要なケースはありますので必ず保管しておきましょう。

注意点その4:暗証番号は周りに見えないよう隠して入力

これは、海外だけでなく日本のATMでも実行したいことなのですが、ATMに隠しカメラをセットして暗証番号を盗撮する犯罪手口があります。

スキミングと呼ばれる手口なのですが1mm程度の穴から盗撮しているので、利用者が気付くことは難しい状況にありますから、撮影されてても見えないよう手で覆い隠して入力する癖をつけることが大切なのです。

  • スキミング犯罪からカードを守るには工夫が必要
  • 恥ずかしいと思わず、暗証番号は手で隠して入力しよう

なんだか恥ずかしいように思えてしまいますが、これもカード犯罪への自己防衛の手段なので、割り切って実行するようにしましょうね。

スキミング犯罪は暗証番号を盗まれないようにすることと、ICクレジットカードを利用することで、高い確率で犯罪からカードを守ることが出来ます。

注意点その5:周囲に気を付けて、絶対にATMから離れない

海外ではATMから利用者を引き離して、その隙にクレジットカードと現金を盗む手口が多いのです。ATM利用時に、他の人に話かけられても応じないようにしましょう。

隣から「操作方法が判らないので教えて欲しい」と言われたり、銀行員を装って「カウンターまで直ぐ来てほしい」などと言ってATMから引き離そうとする手口ですが、クレジットカードと現金をしっかりATMから抜き取ってからATMを離れるようにしましょうね。

  • 銀行員に見えても疑ってかかろう
  • ATMはカードと現金を抜き出してから離れるようにしよう

海外ではATMから引き離してカードと現金を盗む手口が横行していていますので注意が必要ですよ。

海外キャッシングを上手く利用すれば両替手数料よりお得

防犯上高額の現金を持ち歩くのは危険ですし、海外ATMで現地通貨を調達できる点は、大きなメリットと言えるでしょう。

ですが海外キャッシング最大のメリットは、銀行や空港で両替よる手数料がキャッシングの方が安く済ませられることです。

海外キャッシングの方が両替手数料よりお得

キャッシングですから利息が発生しますが、海外旅行から戻り次第すぐに一括返済すれば、外貨両替手数料より海外キャッシングの方が安く済ませられますよ。

1ドル100円、実質年率18%、10万円をキャッシングして15日後に返済する場合で考えてみましょう。

銀行や空港(外貨両替所)で両替すると、1ドル約2.5円~3円の両替手数料がかかります。仮に1ドル3円の両替手数料が発生した場合、10万円分(1,000ドル)をドルに替えた場合、3,000円の両替手数料が発生する事になりますね。

  • 金利は10万円×0.18÷365×15日=739円
  • 1,000ドルを海外キャッシングして15日後に返済した場合の利息は739円
  • ATM手数料220円+利息739円=959円
  • 3,000円-959円=2,041円お得

外貨両替手数料は約3,000円ですから、ATM手数料を含めても海外キャッシングの方が2,041円お得という結果になります。

先ほどは15日後に返済する例で計算しましたが、31日後に返済しても、利息は1,528円(10万×18%÷365×31日)ですから、両替手数料より海外キャッシングの利息の方が割安です。

キャッシングの利用日数によっては、利息の方が手数料を上回ることになってしまいますから、帰国後すぐに一括返済しておきましょう。

キャッシングは借金です!帰国したら一括返済しましょう

海外でのキャッシングはとても便利なのですが、あくまでも借金であることを忘れてはいけませんよ。

何となく、自分の銀行口座から引出しているような錯覚に陥る場合もありますが、そこは自制心をきちんと持って対応しないといけませんね。

キャッシング枠利用でショッピング枠が少なくなっています

キャッシング枠はカード利用限度額の枠内に設定されていることが多く、キャシングしたままだとショッピング枠は少なくなったままですから、それを忘れてショッピングしていると、限度額いっぱいでクレジットカードが利用出来なくなってしまいますからね。

また、キャッシング枠とショッピング枠両方利用している場合は、返済も2重になってしまいますから月々の返済はしんどくなってきますので、出来るだけ、キャッシング枠の返済は早めに「0」にしておきましょう。

  • キャッシング利用がショッピング枠を圧迫する場合がある
  • 承知した上で利用しないと利用限度額を超過する可能性が高くなる
  • キャッシング利用は返済が2重返済となるので、返済額には注意が必要

クレジットカードであっても利用すれば、カード会社に借金をしていることと同じであることを認識しておいてください。特にキャッシングは現金を借入することなので、消費者金融会社からお金を借りることと同じですからね。

国際キャッシュカードを利用すれば、借入にはならない

海外で現金を引出すにはクレジットカードのキャッシングの他に「国際キャッシュカード」を利用する方法があります。

「国際キャッシュカード」は、国内で開設した銀行口座の預金を海外のATMで引出すことの出来るキャッシュカードのことなのです。

ご自分の預金口座からの引出しなので、口座残高が上限です

あくまでも、銀行口座の残高を海外で引出すので利用残高は口座残高となりますが、キャッシングのように借入するのでは無いので借金となることはありませんから、安心して利用出来るメリットがありますね!

「国際キャッシュカード」を取り扱っている銀行とカード名を整理してみましたので、次の表を参考にしてみてください。

銀行 カード名
三菱東京UFJ インターナショナルカード
みずほ みずほインターナショナルキャッシュカード
シティバンク バンキングカード
スルガ ワールド・キャビット
新生 PowerFlex インターナショナルキャッシュサービス
ジャパンネット Visaデビット
楽天 楽天銀行デビットカード

デビットカードも国際キャッシュカードの機能を持っているので、1枚作っておくのも便利だと思います。大手銀行だけで無くネットバンクでも取り扱っているので、気軽にWEBで申込むことも出来ますからね。

利用方法は通常のキャッシュカードと同じです

国際キャッシュカードと呼ばれるので特殊な操作方法が必要なのかと思ってしまいそうですが、利用方法は国内で利用するキャッシュカードと同じです。

ATMの操作方法も変わりませんのでいつもと同じ利用でOKですよ。ただし、暗証番号は必要なのでここでも暗証番号を忘れることはNGですからね。

また、注意することも先に説明した「5つの注意点」を守るようにしてください。

  • 国際キャッシュカードは、普通の銀行キャッシュカードと同じ
  • 暗証番号は必要となるので忘れてはダメ
  • 注意点は先の「5つの注意点」と同様なので再確認しておこう

国際キャッシュカードはクレジットカードのように、借入を嫌う方にはピッタリのカードとなるでしょう。口座残高が利用限度額となるので、計画的な利用が出来るので安心することが出来ますからね。

ただ、国際キャッシュカードでも注意することはクレジットカードと同じですから、利用時は良く注意してくださいね。

カード以外の方法は、日本円を現地通貨に両替する

クレジットカードや国際キャッシュカード以外で、海外の現地通貨を用意するには日本円を両替所で換金する方法ですね。「クレジットカードを利用してお金を引出す」番外編として、少しだけご説明しておきましょう。

キャッシングは借金だから嫌!国際カードは間に合わない

キャッシングは借金だから嫌だし、国際キャッシュカードは旅行までに間に合わなかった・・そんな方もいらっしゃるかも知れませんね。

そんな場合は日本円を現地で両替するしかありませんので、日本円を現地に持って行きましょう。ただし、先にも触れたとおり多くの現金を持ち歩くと、犯罪に遭遇するリスクも増えてきますので十分に気を付けてください。

必要以上の現金は、持ち歩かないようにしましょう。両替する場所は次の場所にあり意外に多くあって困ることはありませんが、手数料が割高なのがデメリットですね。

  • 銀行
  • 街中の両替所
  • 空港
  • ホテル

それぞれでレートや手数料が異なってきますが、いちいち気にしていたらそれこそ歩き廻ってしまう結果になってしまいますのである程度の割きりは必要だと思いますね。

  • クレジットカードや国際キャッシュカード以外は日本円が必要
  • 両替する場所は意外に多くあるので困ることは無い
  • 手数料が高いのがデメリットとなる
  • ただ、手数料の安い両替所を探していると時間が勿体ない
  • 日本円を両替する場合はある程度割り切らないといけない

クレジットカードで海外キャッシングをすれば為替手数料がお得

海外でクレジットカードを利用して現金を引出すには、キャシングが最も簡単で便利でしたね。ですが、キャッシングはあくまでも借金であることを忘れてはいけません。

返済をそのままにしておくと様々なデメリットが発生してきますので、帰国後は早く返済しておくことが重要ですよ。キャッシングで使いすぎるとショッピング枠も減ってしまいますから、海外キャッシングは計画して行うことをお薦めします。

キャッシングもショッピングもどちらにしても、使い過ぎには本当に注意ですからね。

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