マイルが貯まるクレジットカード!お得なマイルの使い方と効率良くマイル貯める方法

マイルが貯まるクレジットカード!お得なマイルの使い方と効率良くマイル貯める方法

マイルが貯まると特典航空券に交換することができて、無料で航空チケットを手にすることができて旅行をお得に楽しむことができます。クレジットカードを活用すれば搭乗以外でも効率よくマイルを貯めることができます。

マイルが貯まるクレジットカードはお得に飛行機を利用したい方にとっては必携と言えるでしょう。

そこで今回は、マイルが貯まるおすすめのクレジットカードを特集します。マイルをできるだけ多く貯めたい方へ、お得情報をお届けします。

目次 表示

迷っている方は必見!マイルが貯まるクレジットカード情報

マイルの貯まるクレジットカードは、基本的に「航空系カード」と、呼ばれるクレジットカードになります。航空会社と国際ブランドを発行するカード会社とが、提携して発行されるカードなのです。

ポイントからマイルへの交換も可能!ただし還元レートが低い

例えばTポイントが貯まるクレジットカードで、TポイントをANAマイルに交換するとしましょう。500Tポイントで250ANAマイルに交換することができます。

下記は、ANAのローシーズンを利用した最も安く利用できる時期での比較表です。

搭乗区間 通常料金 特典航空券マイル
東京⇒大阪 25,200円 5,000マイル

これで計算すると、1マイル当たり5.04円の単価となります。

還元率0.5%のクレカ利用の場合!200万円の利用が必要

では、200円=1ポイント貯まるポイント還元率0.5%のクレジットカードを利用して、5,000マイルに交換するには、どのくらいの利用金額が必要かを計算してみましょう。

5,000マイル×2倍=10,000ポイント
200円=1ポイント
10,000ポイント×200円=200万円

5,000マイルに交換するには200万円のカード利用が必要になる!と、言うことになるのです。

航空系カードはマイル獲得に特化したカード!マイルが直ぐ貯まる

では、航空系カードに属するクレジットカードを利用した場合、同じように5,000マイル貯めるには、いくらのカード利用をすれば貯まるかを検証してみましょう。

この後で特集するANA VISAカードである「ANA VISA Suicaカード」で、検証してみますね。

還元率 マイル交換レート
1,000円=1ポイント 1ポイント=5マイル

還元率は先のクレジットカードと同様に0.5%と同じですが、マイルへの交換レートが逆に5倍となっている点にご注目ください。

0.5%還元でも、5,000マイルは100万円利用で貯まる

先と同じように計算してみますね。

5,000マイル÷5マイル=1,000ポイント
1,000円=1ポイント
1,000ポイント×1,000円=100万円!

このように、検証した結果、同じ0.5%還元率のクレジットカードを利用しても、マイルに対しては断然、航空系カードの方が獲得率は優れていることが判ります。

航空系カードには、マイルが貯まる特典がたくさん付帯する

先の計算はあくまで通常利用した場合です。それでも、200万円対100万円と大きな差があることがお判り頂けたでしょう。

航空系カードはマイルが多く貯まるサービスがたくさん付帯します。ですから、実際にはもっと少ない利用金額でマイルを貯めることができるのですよ。

マイルを多く貯める航空系カード利用の基本的な注意点

どのカードを利用してもマイルが貯まり、どんな飛行機にも搭乗することができるのではありません。航空業界には「アライアンス」と呼ばれるグループが存在し、現在では次の3つのアライアンスグループが存在しています。

アライアンス
  • スターアライアンス
  • スカイチーム
  • ワンワールド

アライアンスが異なると貯めたマイルを利用できない

航空会社 アライアンスグループ
全日空(ANA) スターアライアンス
日本航空(JAL) ワンワールド

単純なお話しで説明しておくと、ANAマイルの貯まる航空系カードで貯めたマイルを利用して、JALが運航している飛行機にマイルは利用できないのです。

つまり、アライアンスグループが同じであれば、貯めたマイルで特典航空券に交換することができますが、アライアンスグループが異なると利用できない為要注意ですよ。

マイルが貯まるおすすめのクレジットカード!陸マイラー必携ソラチカカード

注目ポイント
  • PASMOと定期券とANAカード三位一体
  • PASMOへのオートチャージでポイントが貯まる
  • マイルと2種類のポイントを相互交換ができる
  • 定期券購入でポイント2重取りが可能

飛行機に乗る機会が少ない方に是非ともおすすめなのが、ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)です。

PASMO&定期券機能搭載で、東京メトロを利用する方なら乗車するだけでポイントがたまり、貯まったポイントを効率よくマイルに移行できます。

定期券購入でポイント2重取り!PASMOチャージもポイント付与対象

また、ソラチカカードなら定期券の購入でメトロポイントとOkiDokiポイントの2重取りが実現します。そうして貯まったポイントをマイルに移行すれば、日常生活の中で効率よくマイルを貯められますね。

また、電子マネーPASMOチャージでもポイントが獲得できる為、PASMOを利用する方にもおすすめです。

ソラチカカード
カードの詳細へ
公式サイトはコチラ

ソラチカカードは入会するだけで1,000マイル、毎年の継続時も1,000マイル貰えます。しかも、この継続時の1,000マイルは搭乗しなくても継続だけで毎年貰えるマイルですから、飛行機の利用が少ない方に有利なプログラムですよ。

通勤通学でもJALマイルが効率よく貯まる!JALカード Suica

注目ポイント
  • JALカード&Suica機能&JRE POINT機能搭載の多機能カード
  • 改札も空港もタッチ&ゴーでスマート
  • 普段のお買い物でJALマイルが直接貯まる
  • Suicaチャージや乗車券購入でポイント3倍
  • JRE POINTとマイル両方貯まる
  • 貯まったJRE POINTはマイルに移行可能

JALカード Suicaは電子マネーSuicaが標準搭載されていて、通勤や通学で効率よくマイルを貯められるおすすめの1枚です。

Suicaチャージや乗車券購入でポイント3倍

JALカード Suicaなら、Suicaチャージや乗車券の購入でJRE POINTが3倍貯まり、貯まったポイントはJALマイルに移行できます。通勤や通学などの日常生活の中で効率よくマイルが貯まる点が魅力的ですね。

JALマイルの有効期限は3年です。JRE POINTは実質有効期限が無期限ですから、有効期限を気にせずにマイルを貯められる点も大きなメリットと言えるでしょう。

乗車券や特急券、Suica定期券などの購入時にはJRE POINTポイントが貯まりますが、その他のお買い物では200円につき1マイルが直接貯まります。

入会搭乗ボーナスと毎年初回搭乗ボーナスも魅力

また、JALカードSuicaなら搭乗ごとに10%の割増しボーナスも貰えますし、入会後、初めて搭乗した時や継続時に毎年ボーナスマイルが貰えます。

ボーナスマイル種類 ボーナスマイル
入会搭乗ボーナス 1,000マイル
毎年初回搭乗ボーナス 1,000マイル
搭乗ごとのボーナス 10%割り増し

JALタッチ&ゴーサービス機能があって空港でチェックインせずに搭乗できますから、入退出もスマートですよ。JALカードSuicaは陸からも空からも効率よくマイルが貯められるJALマイラーの方におすすめの1枚です。

ビューカードの優待も利用できる

更にJALカードSuicaはマイルがお得に貯まるだけでなく、優待が豊富な点も魅力のカードですよ。以下に利用できる優待の1部を抜粋してご紹介しますね。

  • JRホテルグループ:宿泊料10%OFF
  • 東急ホテルズ:宿泊料10%OFF
  • つるや吉祥亭:5%OFF
  • 駅レンタカー:10%OFF
  • カラオケ ビッグエコー:ルーム料金30%OFF
  • 楽蔵:飲食代10%OFF(ランチは50円引き)
  • 湊一や:飲食代10%OFF(ランチは50円引き)
  • 百魚:飲食代10%OFF(ランチは50円引き)

このようにホテルや居酒屋などを割引き価格で利用できる為、日常生活をお得に楽しめるお得なカードなのです。

JALカードSuica
カードの詳細へ
公式サイトはコチラ

JALカードSuicaはコスパにも優れていて、空からも陸からも効率よくマイルを貯められる1枚ですよ。JALマイルを貯めている方には一押しのクレジットカードですね。

ANA JCBカード(学生用)はマイル移行手数料が無料でお得

注目ポイント
  • 在学期間中はずっと年会費無料
  • ETCカードやANA PiTaPaカードも追加発行可能
  • EdyやANA JCBカード限定デザインのQUICPay +nanacoも利用可能
  • 通常5,000円の10マイルコースでもマイル交換手数料無料
  • マイルプラス提携店舗で追加マイルが貯まる
  • 入会時・継続時ボーナスに加えて、学生カード専用ボーナスマイルももらえる
  • 国内線がお得になる「スマートU25」運賃でもマイル100%積算
  • パッケージツアーや提携ホテル、空港店舗などで割引や優遇多数
  • 海外旅行保険と国内航空傷害保険が自動付帯

ANAカード(学生用)は、航空会社大手のANAが、旅行と日常の両方で学生生活の必須アイテムにしてもらうために発行している特別なクレジットカードです。

学生用の年会費無料カードは電子マネーでもポイント&マイルが貯まる

ANA JCBカード(学生用)の年会費や追加カード、付帯機能などの基本的なところから見ていきましょう。

ANA JCBカード(学生用)は、その名の通り学生のために作られたクレジットカードです。このカードに申し込むことができる学生さんとは、以下の学校に通う立場にある方々です。

  • 大学
  • 大学院
  • 短大
  • 専門学校
  • 高専の4・5年生

18歳以上で日本国内の上記の学校に通っている方のうち、日本国内の金融機関に個人口座を持っている方なら誰でもANA JCBカード(学生用)に申し込むことができます。

ただし、申し込みは卒業予定年の前年11月30日までで終了しますので、このカードの魅力を存分に味わうためにも、大学や専門学校に入学したらできるだけ早く申し込むことをオススメします。

このように、ANA JCBカード(学生用)は学生専用カードですから、在学期間中は年会費無料という特長があります。

つまり、コストをかけずにマイルを貯めることができるのです。しかも、後ほどご紹介するように海外旅行傷害保険もついています。

年会費無料かつ旅行保険付帯でマイルが貯まるクレジットカードは、数あるANAカードの中でもこの学生用だけです。

ANA JCBカード(学生用)は、以下のような追加カードを発行することもできます。

  • ETCカード
  • ANA PiTaPaカード

どちらも発行手数料や年会費は無料です。ただし、PiTaPaカードについては1年間で1度も利用がない場合、維持管理料1,100円(税込)が発生します。

PiTaPaカードとは、電車やバスにタッチするだけで乗車できる便利なカードです。

電子マネーエリア画像

関西エリアが中心ですが、北海道から九州まで、交通系ICカード対応のエリアならPiTaPaカードが使えます。また、交通機関だけでなくコンビニや百貨店などでショッピングにも使えます。

ANA JCBカード(学生用)は、電子マネーの楽天EdyやQUICPay+nanacoが利用できます。楽天Edyははじめから搭載されているので手続き不要でそのまま使えて、200円につき1~2マイルが貯まります。

QUICPayは申し込みが必要で発行手数料330円(税込)がかかりますが、電子マネーを利用したい方には大変オススメです。

というのも、QUICPay(クイックペイ)とnanaco(ナナコ)機能に加えてANAスキップサービス機能も付いた、ANA JCBカードをお持ちの方だけの限定デザインだからです。

QUICPay+nanaco
スキップサービスとは、空港で搭乗手続きをせずに直接保安検査場に行けるというもので、空港での移動や時間の過ごし方が楽になる嬉しいサービスです。

QUICPayはチャージ不要で、カード払いと同様にOkiDokiポイントが貯まります。

ANAカードマイルプラス加盟店ならマイルも同時に貯まります。しかも、セブン-イレブンでQUICPayを使えばポイントやマイルに加えて0.5%のnanacoポイントも上乗せされるのです。

nanacoは事前のチャージが必要ですが、ANA JCBカード(学生用)からのクレジットチャージも可能です。nanacoで対象商品を購入するとボーナスポイントがもらえる特典もあります。

このように、普段のお買い物でも空港でも、とってもお得で便利なのです。ぜひ申し込んでうまく活用してください。

ANA JCBカード(学生用)公式へ

マイルがお得に貯まる!マイル移行手数料が無料

ANA JCBカード(学生用)の充実した付帯機能についてご紹介しましたが、やはりANAカードの中心的なサービスはマイルを貯めることですよね。

ここからは、マイルの貯め方やお得にポイントからマイルに交換する方法をご紹介していきます。

ANA JCBカード(学生用)でショッピングをすると、JCBの独自ポイントであるOki Dokiポイントが貯まります。付与率は、利用額1,000円(税込)につき 1ポイントです。

そして、貯まったOki DokiポイントはANAマイルに移行することができます。自動的にマイルが貯まる「マイル自動移行コース」と、お好きなタイミングでポイントからマイルに交換手続きをする「マルチポイントコース」とがあります。

コース 移行レート
(移行手数料)
注意点
マイル自動移行
コース
1ポイント→10マイル
(無料)
・交換手続き不要
・マイル以外の商品等に
ポイント交換できない
マルチポイント
コース
1ポイント→10マイル
(無料)
・その都度交換手続きが必要
・商品や他社ポイント等にも交換可能

1ポイント以上1ポイント単位で移行できるので、少額ポイントも無駄になりません。しかも、学生用カードなら、どちらのコースを選んでもマイル移行手数料は無料です。一般カードの場合は、同レートの移行には年間5,500円(税込)の手数料がかかることを思うと、学生ならではの大きなメリットと言えます。

上記でお伝えした移行条件は、通常のカード利用で得たポイントについてでした。これとは別に、Oki Dokiポイントにはキャンペーンや、ポイントが最大20倍になる優待サイト「Oki Dokiランド」の利用などで獲得できるボーナスポイントがあります。

ボーナスポイントもマイル移行できるのですが、レートや単位が異なることに注意が必要です。

項目 内容
移行レート 1ポイント→3マイル
移行単位 500ポイント以上1ポイント単位
移行手続き どちらのコースでも必要

ボーナスポイントの場合、通常のポイントよりも移行レートが悪くなり、500ポイント以上貯めないと交換できないことにご注意ください。

ここで、冒頭にもお伝えした、他の国際ブランドよりもJCBの方がお得であるという点についてご説明します。ANAカード(学生用)でVisaまたはMaster Cardを選ぶと、三井住友カードのVポイントが貯まります。

付与率は200円(税込)につき 1ポイントです。自動移行方式とその都度応募する方式があるのも同様です。しかし、マイル移行の条件は次のように異なります。

コース Vポイントの
移行レート
移行手数料
2倍
コース
1ポイント→2マイル 6,600円(税込)
通常
コース
1ポイント→2マイル 無料

ANA JCBカード(学生用)と同じ様にポイントをマイルに移行すると、Vポイントの場合は年間6,600円(税込)もの手数料がかかってしまうのです。

手数料を無料にしようと思うと、マイルが半減する移行レートとなってしまいます。つまり、手数料無料でお得なレートでマイル移行できるのは、JCBだけなのです。

さらに、カード決済で直接マイルを貯める方法として、ANAカードマイルプラスというサービスが用意されています。

ANAカードマイルプラス

ANAカードマイルプラス提携店舗でカードを利用すると、100円につき1マイル(一部200円につき1マイル)の追加マイルが貯まります。ANAカードマイルプラス提携店の一部を、以下にご紹介します。

マイル付与率 ANAカードマイルプラス提携店 ショップ・サービス名
100円(税込)=1マイル ・ANA・ANAグループ
・ANA国内線・国際線 機内販売
(1,000円以上の商品のみ対象)
・ANAショッピング A-style
・一部の国内空港駐車場
・エアポートリムジンバス
・京成スカイライナー
・日比谷花壇
・ダイソン
200円(税込)=1マイル ・提携ホテル
・ザ・テラスホテルズ
・シギラリゾート
・かりゆしホテルズ
・オークラ ホテルズ&リゾーツ
(一部ホテルを除く)
・大丸・松坂屋
・高島屋
・イトーヨーカドー
・セブン-イレブン
・出光
・アクアクララ
・ヤマダ電機LABI
・ラオックス
・ENEOSでんき(JXTGエネルギー)
100円または200円=1マイル~ ・マツモトキヨシ
・ニッポンレンタカー
・スターバックス
・ANAカードマイルプラス加盟ゴルフコース

これらのお店でANAカードマイルプラスのサービスによって貯まったマイルは、移行手続きなども不要で自動的に直接マイルとして貯まっていきますから、手間いらずで大変お得です。

この他にも、ANAが運営する「ANAマイレージモール」に掲載されているネットショップにも、ANAカードマイルプラス提携店がたくさんあります。ネットショッピングの際は、Oki DokiランドやANAマイレージモールを経由することをオススメします。

ANA JCBカード(学生用)公式へ

通常のボーナスマイルに加えて学生だけのボーナスマイルも充実

ここからは、ANA JCBカード(学生用)でもらえる各種ボーナスマイルについて見ていきましょう。学生カードだけの限定ボーナスマイルもありますので、ぜひチェックしてみてください。

ANAカード共通の3つのボーナスマイルからご紹介します。

ボーナスマイル マイル数
通常入会ボーナスマイル 1,000マイル
搭乗ごとのボーナスマイル ×10%
継続ボーナスマイル 1,000マイル

入会時にもらえるボーナスや飛行機に乗るごとにもらえるボーナス、さらには毎年カードを継続するたびに獲得できるボーナスマイルもあります。

上記の3つはANAカードをお持ちの方みんなにもらえるボーナスマイルですが、さらに学生カード専用のボーナスマイルもあります。

学生専用ボーナスマイルの条件と付与されるマイル数は、以下のようになっています。

条件 ボーナスマイル数
ANAプレミアムポイント5,000ポイント達成 1,000マイル
ANAプレミアムポイント10,000ポイント達成 2,000マイル

ANAプレミアムポイントの数が特定の値に達するとボーナスマイルがもらえるわけですが、では、ANAプレミアムポイントとは何でしょうか?次節で詳しくご紹介します。

プレミアムポイント積算イメージ画像

プレミアムポイントとは、年間のANAグループやスターアライアンスへの搭乗についてマイルとは別に貯まるポイントで、運賃や路線などを加味して算出されます。マイルとの交換はできません。

ポイント数に応じてステイタスが獲得できますが、それには最低でも30,000ポイントが必要となります。

これは学生には少々厳しい条件なのですが、それを理解するためにも1回のフライトでどれくらいプレミアムポイントが貯まるのか、例を挙げて見てみましょう。

【利用条件】
・利用するカード:ANAカード(学生用)
・搭乗区間:羽田‐大阪(往復)
・運賃:スマートU25
【プレミアムポイント計算式】
区間マイル280×運賃倍率100%×路線倍率2倍+搭乗ポイント0=560ポイント
往復すると560×2=1,120

つまり、プレミアムポイントを30,000ポイント以上貯めてステイタスを得て特典を利用するには、羽田‐大阪間を1年間で27往復する必要があるという計算になります。

多くの学生さんはこんなにたくさん飛行機には乗れませんよね。しかし、先にご紹介した学生専用ボーナスの条件である5,000ポイントならば、羽田‐大阪を年間5往復で達成できます。

このように、ANA JCBカード(学生用)には、学生さんにとっても現実的な専用ボーナスが用意されているというわけなのです。

もう1種類、学生専用ボーナスマイルとして、卒業ボーナスも用意されています。ANA JCBカード(学生用)は学生専用ですから、学校を卒業して社会人になると利用することができなくなります。

ANAカード(学生用)をお持ちの方は、卒業すると自動的にANAカード(一般)に切り替えが行われ、その際に2,000マイルのボーナスマイルが獲得できます。

切り替え後の年会費は、初年度無料、2年目からは2,200円(税込)が必要となります。

航空券やレジャー、引っ越し等で使える優待や各種保険も付帯

ANA JCBカード(学生用)には、まだまだたくさんの学生にうれしい特典やサービスが付帯しています。どんなものがあるのか、さっそく見ていきましょう。

25歳以下の学生さんには必見の特典からご紹介します。ANAには12歳以上25歳以下の方限定で利用できるスマートU25という割引運賃が用意されています。国内線で当日空席がある場合に限り利用できます。

このスマートU25は、通常マイル積算率50%なのですが、ANAカード(学生用)をお持ちの方だけの特典として、マイルが100%積算されるのです。

スマートU25の料金は時期によっても異なりますが、いかにお得かを知っていただくために、たとえば東京から札幌に行く場合の金額を普通運賃やJRと比較してみましょう。

路線 運賃 料金
東京(羽田)→札幌(千歳) 普通席(ANA FLEXA) 43,900円
東京(羽田)→札幌(千歳) スマートU25 14,000円
JR東京駅→JR札幌駅 新幹線指定席・特急指定席 26,620円

もちろんJRとは発着の場所が異なるので全く同じ条件とは言えませんが、鉄道より1万円以上もお得で、同じ路線の普通運賃と比べると68%割引となっています。

飛行機を利用して早く安く目的地に到着できるのがスマートU25なのです。しかも、マイルも100%積算されるという、大変お得でうれしい学生ならではのメリットです。

ANA JCBカード(学生用)会員は、ANAカード共通の優待サービスとして用意されている、ホテルや空港、機内などでの様々な優待が利用できます。

  • ANAグループ空港内免税店で5%OFF
  • 空港内店舗「ANA FESTA」で5%OFF
  • ANA国内線・国際線機内販売10%OFF
  • ANAショッピング A-styleで5%OFF
  • インターコンチネンタルホテルズグループ・ANAホテルズグループにて割安なベストフレキシブル料金からさらに5%OFF
  • 割引運賃「ビジネスきっぷ」利用可能
  • 成田空港パーキング割引
  • ANAビジネスソリューション公開講座受講料15%OFF
  • ハウステンボス内指定店舗5%OFF
  • 国内・海外レンタカー割引

旅やレジャーがますますお得になる特典が、こんなにたくさん利用できます。中でも、ビジネスソリューション公開講座が割引価格で受講できる特典は、これから社会人になる学生さんには最適な特典です。ぜひ利用してみてくださいね。

ANAカード会員として利用できる特典は、ANAや旅行関連のものだけではありません。下記のように、カラオケやお引越しでも割引やマイル積算ができるのです。

ANA JCBカード(学生用)公式へ

店名・サービス名 特典内容
カラオケ「シダックス」 ・ドリンク人数分無料
・ルーム料金30%OFF 等
アート引越センター
(国内の引越のみ対象)
・基本料金10%OFF
・カード決済によるマイルに加えて
ANAカードマイルプラス提携店分のマイルも積算
(200円=1マイル)
アリさんマークの引越社
(国内の引越のみ対象)
・引越基本料金20%OFF
・月~木:100円(基本料金)=2マイル積算
・金土日祝:100円(基本料金)=1マイル積算
日本通運 国内・海外の引越料金100円=1マイル積算
サカイ引越センター 国内の引越料金(基本料金)25%OFF

卒業などによってお引越しの予定がある方は、ぜひANA JCBカード(学生用)を活用してお得に引っ越しをしましょう。

ANA JCBカード(学生用)には、海外旅行傷害保険と国内航空傷害保険が自動で付帯しています。まずは、海外旅行傷害保険の詳しい内容から見てみましょう。

補償内容 補償金額
傷害による死亡 最高1,000万円
傷害による後遺障害 40~1,000万円
救援者費用 100万円(年間の限度額)

次に、国内航空傷害保険の内容をご紹介します。

補償内容 補償金額
傷害による死亡 最高1,000万円
傷害による後遺障害 40~1,000万円

この保険では、国内線の航空機搭乗中および飛行場構内でのケガのみが対象です。旅先でのケガ等は補償されませんのでご注意ください。

旅行保険のほかに、ショッピングガード保険(海外)も自動で付帯しています。

項目 内容
補償金額 最大100万円
自己負担額 10,000円/1事故
補償期間 購入日から90日間

ANA JCBカード(学生用)で購入した商品が偶発的な事故で破損等の被害を受けた場合、100万円までなら補償してもらえます。ただし、海外でのショッピングのみが対象で、国内のショッピングは補償されませんのでご注意くださいね。

ANA JCBカード
公式サイトはコチラ

様々な場所で利用できる優待や割引、保険などもたくさん付いているのに、在学中は年会費無料というお得なカードでもあります。ANA JCBカード(学生用)とともに、学生生活をより豊かに楽しいものにしてください。

JALカード navi(学生専用)は各種有料サービスが無料付帯

注目ポイント
  • 在学期間中は年会費無料、マイルの有効期限も無期限
  • 在学中はツアープレミアム登録も無料で区間マイルが100%貯まる
  • お買い物でもショッピングマイルプレミアムと同積算率でマイルが貯まる
  • 入会時や海外旅行、語学検定合格などボーナスマイルの種類が豊富
  • 最大6割引きのマイル数で飛行機に乗れる
  • 機内販売や免税店、JALパック等の割引
  • 国内線がお得に使えるスカイメイトサービス付帯
  • 最大2,000万円の国内・海外旅行傷害保険付帯

ご覧のように、JALをよく利用する方であれば「学生になりたい」と思ってしまうほど、「JALカード navi(学生専用)」は学生の方限定のお得な特典が満載のクレジットカードなのです。

年会費無料に加えて在学中は様々な有料サービスが無料!

JALカードnavi(学生専用)は、通常のnaviカードに有料で付帯する様々なサービスが無料で利用できます。在学中だけのとってもお得な優待をチェックしていきましょう。

JALカードnavi(学生専用)はその名の通り学生の方のみを対象としたクレジットカードです。ここで言う「学生」とは、下記の学校に在学している方です。

  • 大学院
  • 大学
  • 短大
  • 専門学校
  • 高専4・5年生

さらに、高校生を除く18歳以上30歳未満の方で、日本で暮らしていて日本国内で支払いができる方という条件もあります。

これらの条件を満たした学生さんならば、JALカードnavi(学生専用)の年会費は無料です。卒業後は普通のJALカードに自動切換されますが、2年目以降は2,200円(税込)の年会費が発生します。

また、JALカード navi(学生専用)に申し込みができるのは、卒業予定年月の3カ月前までとなっています。学生ならではの特典が欲しい方は少しでも早く申し込みをしましょう。

JALカードには、年会費に2,200円(税込)をプラスして登録することができるツアープレミアムというサービスがあります。

JALカードnavi(学生専用)をお持ちの方なら、在学中は無料でツアープレミアムを利用できます。

このお得さをじゅうぶん理解するために、マイルの仕組みを簡単にご紹介します。獲得できるフライトマイルは、区間マイル×運賃のマイル積算率で求められます。マイル積算率は、運賃の種類によって下記のようになっています。

国内線 国際線 積算率
ファーストクラス運賃 150%
ビジネスクラス運賃1 125%
大人普通運賃、小児普通運賃、
往復割引、身体障がい者割引、
介護帰省割引、JALビジネスきっぷ、
eビジネス6、離島割引、特別乗継割引等
エコノミークラス運賃1 100%
先得割引、スーパー先得、ウルトラ先得、
乗継割引28、特便割引1、特便割引3、
特便割引7、特便割引21、特別往復割引、
株主割引、乗継割引7、当日シルバー割引、
おともdeマイル割引、スカイメイト
75%
ビジネスクラス運賃2、
エコノミークラス運賃2
70%
パッケージツアーに適用される
個人包括旅行運賃など
エコノミークラス運賃3、
エコノミークラス運賃4
50%
エコノミークラス運賃5 30%

このように、割引運賃などお得なチケットでは、その分区間マイルの積算率が減る仕組みとなっています。しかし、ツアープレミアムに登録すれば、どんな運賃でも区間マイルが100%もらえるようになるのです。

ツアープレミアム登録時のマイル積算率説明画像

つまり、JALカードnavi(学生専用)なら、お得な運賃で飛行機に乗れて、しかもマイルがどんどん貯まるサービスが無料で利用できるというわけなのです。

JALカードでは、飛行機の搭乗だけでなく、お買い物や飲食代など通常のカード決済でもマイルが貯まります。

このショッピングマイルの付与率は200円につき1マイルですが、ショッピングマイルプレミアムに登録すると100円につき1マイルが貯まるようになります。

ショッピングマイルプレミアムに登録するには、年会費+3,300円(税込)が必要ですが、JALカードnavi(学生専用)はこちらも無料で付帯する為、通常の2倍のマイルが貯まるのです。

つまり、日々のカード利用で1%分のマイルが貯まっていくのです。また、特約店でのカード利用ならさらに2倍(100円につき2マイル)となります。

特約店はJALグループ航空券だけでなく、コンビニやレストラン、ガソリンスタンドなど街中の普段使いできるお店もたくさんありますから、JALカードnavi(学生専用)をお持ちの方ならどんどんお得にマイルを貯めていくことが可能です。

さらに、JALカードnavi(学生専用)では、マイルの有効期限も無期限となる特典があります。

長期休暇のたびにマイルを使うのも良いですが、在学期間中はずっと無期限でマイルが貯められますので、在学中は使わずに貯めておいたマイルで卒業旅行をちょっと豪華にすることもできます。

マイルが貯まるクレジットカードをお持ちの方にありがちな、使えないまま期限が来てマイルを失効してしまうというお悩みから解放される、とっても嬉しいサービスです。

ANA JCBカード(学生用)公式へ

JALカードnavi(学生専用)だけのお得なボーナスマイルが満載

区間マイルが100%、ショッピングマイルもお得に貯まるサービスについてご紹介しましたが、まだまだ多くの特典が用意されています。

ここからは、学生のためのカードならではのうれしいボーナスマイルについてご紹介します。

はじめに、JALカード会員が利用できる3種類のボーナスマイルから見ていきましょう。

ボーナスマイルの種類 マイル数
入会搭乗ボーナス 1,000マイル
毎年初回搭乗ボーナス 1,000マイル
搭乗ごとのボーナス フライトマイルの10%分

これはJALカードをお持ちの方なら誰でももらえるボーナスマイルで、もちろんJALカードnavi(学生専用)でももらえます。

ではいよいよ、JALカードnavi(学生専用)オリジナルのボーナスマイルを見ていきましょう。

まずJALカードnavi(学生専用)の年間利用額に応じて、「つかってマイルボーナス」が最大2,500マイルがもらえます。

JALカードnavi利用実績(毎年4月~翌年3月) つかってマイルボーナス
合計20万円(税込)以上 500マイル
合計60万円(税込)以上 2,000マイル

飛行機に乗らなくても、たとえ年間獲得マイルがゼロでも、何らかのボーナスマイルがもらえるのですからお得ですよね。

JALカードnavi(学生専用)をお持ちの方なら、海外旅行に行くだけでボーナスマイルがもらえるチャンスがありますよ。

対象期間中にキャンペーン登録をして、対象期間・路線・運賃に搭乗すると、1区間あたり2,000マイルが付与されます。チケットはJAL Webサイトで予約・購入することが条件です。

キャンペーン期間や対象路線など詳細については、公式サイトをご確認ください。

外国語の習得を頑張っている方のために、語学検定に合格するともらえるボーナスマイルもあります。対象となる語学検定は以下の通りです。

  • 実用英語技能検定 準1級または1級
  • TOEFL 61点以上(インターネット形式)または500点以上(ペーパー形式)
  • TOEIC 600点以上
  • 外国語検定1級(イタリア語・中国語・スペイン語・ドイツ語・ハングル語・フランス語・ロシア語)
  • 外国語検定A級(インドネシア語)

これらの検定に合格すれば、500マイルがもらえます。ただし、検定の種類にかかわらず1言語につき1回となります。

ANA JCBカード(学生用)公式へ

また、JALカードnavi(学生専用)に入会する前に合格した分については、対象外となります。

繰り返しになりますが、JALカードnavi(学生専用)は在学期間中の方しか使えません。卒業と同時に会員資格を失います。でも、JAL普通カードに自動切換えされますので、ご安心ください。

自動切換え説明画像

そして切替=卒業を祝して、2,000マイルのボーナスマイルがもらえます。ただし、切り替えをした初年度は年会費無料ですが、2年目からは2,200円(税込)の年会費が発生します。

また、ショッピングマイルプレミアム、ツアープレミアムはなくなりますので、付帯させたい方はそれぞれ3,300円(税込)、2,200円(税込)が別途必要となります。さらに、無期限だったマイルも切り替えから36か月後が期限となりますのでご注意ください。

減額マイルやスカイメイト、ホテルや機内販売割引など様々な特典

充実したボーナスマイルについてご紹介してきましたが、ここからはその他のサービスについてお話していきましょう。様々な割引や旅行傷害保険など、旅好きの学生さんにはたまらない特典がたくさんありますよ。

減額マイルキャンペーン

まずは、減額マイルキャンペーンから見ていきましょう。JALカードnavi(学生専用)会員なら、貯まったマイルを最大6割引きのマイル数で特典航空券に交換できるのです。

国内線では1区間利用3,000マイル、2区間利用6,000マイルなので、例えば東京-沖縄片道なら通常7,500マイル必要なところ、3,000マイルで行けるのです。国際線では、以下のようになっています。

渡航エリア 通常必要なマイル 減額マイルキャンペーン
韓国 15,000マイル 7,500マイル
アジア1・グアム 20,000マイル 10,000マイル
アジア2 35,000マイル 17,500マイル
オセアニア、ロシア、ハワイ 40,000マイル 20,000マイル
ヨーロッパ 55,000マイル 27,500マイル
北米 50,000マイル 25,000マイル

上記はすべて、往復、エコノミークラスのマイル数です。世界中どこでも通常の半分のマイルで往復することができます。

減額マイルキャンペーンには利用できない日(ブラックアウト期間)がありますのでチェックしておきましょう。JALカード割引よりもさらにお得なキャンペーンマイル数となっていますので、ぜひ在学中に利用したい特典のひとつです。

また、JALカードnaviだけの特典として、国内線がお得に使えるスカイメイトサービスも付帯しています。スカイメイトは搭乗日当日、出発空港にて空席がある場合に利用できるサービスで、適用路線はJALグループ国内線です。

割引率は路線やタイミングによって多少異なりますが、おおむね50%引きとなります。しかも、通常スカイメイトのマイル積算率は75%ですが、JALカードnavi(学生専用)をお持ちなら100%のマイルが貯まります。

予約はできず、搭乗日当日に出発する空港でしか購入できませんが、およそ半額で国内線が利用できるのは魅力的なサービスです。26歳未満の方は、ぜひ利用してみたいですね。

JALカード naviの新規入会時の特典として、どなたも必ず2,000マイルがもらえるのも楽しみですよね。

特典航空券に交換できない半端なマイルは、e JALポイントに交換すると、航空券・ツアー・サーチャージの代金に無駄なく利用できますよ。

e JALポイントは、手持ちのマイルから交換することができます。交換に関するルールは下記の通りです。

項目 内容
交換レート 5,000マイル→5,000ポイントまたは
10,000マイル→15,000ポイント
交換単位 5,000マイル単位
利用時のレート 1ポイント=1円相当

e JALポイントで支払った金額は、航空券をキャンセルした場合にも払い戻しが可能です。予定が変わったときも安心ですね。

さらに、JALカードnavi(学生専用)会員なら、お引越しもお得にできます。

引っ越し会社 特典内容
サカイ引越センター ・割引料金の適用
・引越関連用品などのプレゼント
日本通運 ・引越基本料金20%OFF
・単身パック1基につき2,000円OFF
※毎年3月24日~4月6日の期間は対象外

上記の引っ越し業者はどちらもJALカード特約店なので、JALカードnavi(学生専用)で支払えばショッピングマイルも2倍貯まってますますお得ですね。

機内や空港などで利用できる、旅がますますお得になる特典もまだまだあります。

項目 特典内容
・JAL/JTA機内販売
・JAL SHOP機内販売オンラインストア
・10%割引
・特約店だからショッピングマイル2倍
・国際線なら100円につき1マイル上乗せ
空港免税店 5%割引
ホテルニッコー&JALシティ ・1泊あたり200~1,000マイル積算
・ホテルJALシティにて
レイトチェックアウト
JALパック 国内ツアー5%OFF
海外ツアー3~5%OFF

さらに、下記の空港店舗での割引や特典もあります。

JALカードnavi(学生専用)公式へ

空港・店舗 特典内容
日本国内空港
BLUE SKY特約店
1店舗1会計あたり1,000円以上で5%割引
那覇空港/石垣空港内
コーラルウェイ
1店舗1会計あたり1,000円以上で10%割引
関西国際空港第一ターミナルビル
アプローズ3階店
アプローズ2階店
アプローズゲートショップ
1店舗1会計あたり1,000円以上で5%割引
関西国際空港第1ターミナルビル
4階北側 手荷物ラッピングサービス
「YOUR WRAP」
荷物1個あたり50円引き

JALカードnavi(学生専用)には、旅好きにうれしい国内・海外旅行傷害保険が自動で付帯しています。まずは、海外旅行傷害保険の内容から見てみましょう。

補償内容 補償金額
傷害死亡 1,000万円
傷害後遺障害 30万~1,000万円
(保険金額の3%~100%)
傷害治療費用(1事故の限度額) 50万円
疾病治療費用(1疾病の限度額) 50万円
賠償責任(1事故の限度額) 2,000万円
携行品損害 1旅行につき15万円限度
※年間累計額100万円限度
※1点・1対限度額10万円
(乗車券などは合計5万円)
救援者費用(年間限度額) 100万円

これらの補償に加えて、旅行中の急病やケガ、盗難などで困ったときに24時間日本語で対応してくれる救急サービスも利用できます。そこでは、病院の紹介や、特定病院にてキャッシュレスで治療が受けられるサービスも用意されています。

次に、国内旅行傷害保険の内容をご紹介します。

補償内容 補償金額
傷害死亡 1,000万円
傷害後遺障害 30万~1,000万円(保険金額の3%~100%)

国内旅行の保険内容に物足りなさを感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、年会費無料のカードとしては保険が自動付帯するだけでもありがたいですし、国内であれば健康保険を使うことが出来ますので、それほど問題はありませんよ。

JALカード navi(学生専)
公式サイトはコチラ

様々な有料サービスが無料で使えて、マイルがどんどん貯まる特典や割引特典も満載です。

マイルを貯める前に!マイレージサービスの知っておきたい基礎知識

ここからはマイルを貯める前に知っておきたい基礎知識を、初心者の方にも解りやすくご紹介していきます。

「マイル」と「マイレージ」の違い

マイルについての解説文を読むと、「マイル」の他に「マイレージ」という言葉も出てきます。一体どちらが正しいのでしょう?またその意味に違いはあるのでしょうか?その答えがこちらです。

【マイレージ】
航空会社のサービスプログラムのこと
【マイル】
航空会社が提供しているポイント(マイレージのポイント)のこと

「マイル」はクレジットカードのポイントに当たるもので、「1マイル」「1,000マイル」といった単位としても使われます。一方で「マイレージ」は、マイルを運用するプログラム全体を指しています。

あなたがマイルを貯めたいのなら、数ある航空会社から一つを選び、そのマイレージプログラムに参加登録しなくてはなりません。

それによってその会社の飛行機に乗るたびマイルが貯まり、貯めたマイルは特典航空券などに利用できます。また、今お持ちのクレジットカードのポイントをマイルに移行する際にも、マイレージへの参加登録が不可欠です。

主に国内で利用されるマイレージには4種類ある

マイルを貯めるにあたっての最初の問題は、どのマイレージを選ぶかです。世界には航空会社の数だけマイレージが存在しますが、国内で使いやすいマイルというと、やはりその数は限られてきます。

日本でメジャーな航空会社はANA、JAL、デルタ航空、ユナイテッド航空の4社。それぞれ固有のマイレージプログラムを持っています。

マイレージ
  • ANA(全日本空輸):ANAマイレージクラブ
  • JAL(日本航空):JALマイレージクラブ
  • デルタ航空:スカイマイル
  • ユナイテッド航空:マイレージプラス

マイレージ選びは航空会社のアライアンスが重要なポイント

次に、マイル獲得に欠かせない重要な要素「アライアンス」についてご説明しましょう。アライアンスとは航空会社のネットワークのことで、航空連合ともいいます。

同じアライアンスに所属する航空会社同士なら、マイルの獲得と利用ができますが、アライアンスが異なると貯めたマイルを利用できないのです。

つまり、JALカードで貯めたマイルは、別のアライアンスであるANAでは利用出来ないということなのです。以下は、現存する3つのアライアンスと主な加盟航空会社の一覧です。

アライアンスの種類 加盟する主な航空会社
【スターアライアンス(Star Alliance)】
参加航空会社27社
191ヶ国、1,250以上の空港に就航
ANA
ユナイテッド航空
アドリア航空
エーゲ航空
中国国際航空
タイ国際航空
ニュージーランド航空
アシアナ航空
オーストリア航空
エジプト航空
シンガポール航空
クロアチア航空 その他
【スカイチーム(Sky Team)】
参加航空会社19社
175ヵ国、1,150以上の空港に就航
デルタ航空
エールフランス航空
大韓航空
中国東方航空
チャイナエアライン
ベトナム航空
アリタリア航空
KLMオランダ航空
アエロメヒコ航空
ケニア航空
ミドル・イースト航空
その他
【ワンワールド(oneworld)】
参加航空会社14社
世界160ヵ国、1,000以上の空港に就航
JAL
アメリカン航空
British Airways
キャセイパシフィック航空
Finnair
イベリア航空
LATAM
Malaysia Airlines
カンタス航空
Qatar Airways
ロイヤルヨルダン航空
S7 Airlines
SriLankan Airlines
Fiji Airways
Royal Air Maroc(2020年加盟予定)

さきほどご紹介した4航空会社の所属アライアンスは以下の通りです。

  • ANA(全日本空輸) → スターアライアンス
  • JAL(日本航空)  → ワンワールド
  • デルタ航空      → スカイチーム
  • ユナイテッド航空  → スターアライアンス

この中のANAとユナイテッド航空は同一アライアンスに所属しているので、いずれか片方のマイレージに参加していれば、どちらのフライトマイルも積算できます。

つまり所属するアライアンスの規模が大きければ大きいほど、マイル獲得のチャンスは増え、マイルの使い道も広がるという訳です。

ご注意!同一アライアンス内のマイル合算には事前登録が必要

ただし同じアライアンスに所属する航空会社も、マイレージプログラムはそれぞれまったくの別物。積算率もバラバラならルールも異なるため、フライトマイルは単純に合算できるものではありません。

例えばANAとユナイテッド航空は同じアライアンスに属していますが、一旦それぞれのマイルが別々に積算されてしまうと、原則として合算も移行もできなくなってしまいます。

そこで通常は、チケット予約の時点で貯めたいマイルの種類を決めておき、そのマイレージ会員番号を申告します。

  • 貯めたいマイルの種類を絞る
  • 参加するマイレージはアライアンスも考慮して選ぶ

こうすることで、同一アライアンス内の異なるフライトマイルを、あなたの希望するマイルとして貯めることができるのです。

クレジットカードを使えば搭乗以外でも効率よくマイルが貯まる

航空券の利用だけでマイルを貯めるのはお金も時間もかかりますよね。そこで本章では「クレジットカードを使って、搭乗以外でマイルを貯める方法」をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

カード入会・継続のボーナスで貯める

後ほどご紹介する「JALカードnavi」のような、航空会社発行のクレジットカードの場合、カードの入会時と継続時にボーナスマイルがプレゼントになることも多いもの。もらえるマイル数はカードによって異なりますが、まとまったマイルを獲得できるのは嬉しいですよね。

また航空系クレジットカードの場合、各グループ便に搭乗するごとにボーナスマイルが加算されるのも特徴。入会、継続、搭乗の3つで大きなマイルを得られるのが魅力です。

電子マネーでの支払いで貯める

クレジットカードに付帯する電子マネーでの支払いでも、マイルを貯めることが可能です。

1回に貯まるマイルは特別多くはないかもしれませんが「あと少しで特典航空券に交換できる」という場合などに役立つでしょう。

ショッピングで貯める

マイレージ機能付きのクレジットカードなら、ショッピングの利用額に応じてマイルを貯めることができます。

スーパーやコンビニ、飲食店の利用など、日常の様々なシーンでマイルが貯まっていくのがお得ですよね。

固定費の支払いで貯める

光熱費や携帯料金などの「固定費の支払い」も、クレジットカードで決済すればマイルが貯まります。

ショッピングだけでなく様々な支払いを1枚のカードに集約することで、効率よくマイルを獲得できるでしょう。

電車で貯める

電車利用が多い方には、交通系カードの機能付きで、なおかつマイルを貯められるクレジットカードがおすすめ。記事後半でご紹介する「JALカードSuica」や「ソラチカカード」なら、普段の電車利用でもマイルが貯まります。

電車で通勤する方などは、ぜひ交通系カード付きのクレジットカードを検討してみてください。

なおクレジットカード利用で貯まったマイルは、他社ポイントや商品に交換することも可能です。目的に応じてポイントの交換先を選択できるのも、クレジットカードのメリットといえるでしょう。

サービス内容で徹底比較!タイプ別に選ぶ航空各社のマイレージ

航空会社の数だけマイレージプログラムがあることをお伝えしましたが、では実際にはどのマイレージを選ぶべきなのでしょう?

ここからは、日本でメジャーなANA、JAL、デルタ航空、ユナイテッド航空4社のマイレージサービスをそれぞれ比較検討してみたいと思います。

要注意!有効期限が切れるとマイルは失効してしまう

マイルと交換する航空券のことを「特典航空券」と言いますが、この特典航空券は交換マイル数が多いほど還元率が高いため、大量のマイルを貯めて一気に交換する方がお得です。

また交換マイル数が足りない場合を想定して適当なマイル移行先も必要ですが、これもまた航空会社によってかなり差があるのです。

徹底比較!4社マイルの有効期限と移行先

航空会社 ANA JAL デルタ ユナイテッド
マイル
有効期限
3年 3年 無期限 無期限
アライアンス
(航空連合)
スター
アライアンス
ワンワールド スカイチーム スター
アライアンス
譲渡 不可
両親・子供・配偶者
のみ可能
不可
両親・子供・配偶者
のみ可能
誰でも可能 誰でも可能
移行可能な
ポイント
楽天Edy
nanaco
楽天スーパーポイント
Tポイント 等
Ponta
WAON
dポイント
Suica 等
無し 無し

でもこれだけではまだマイレージを絞り込むには不十分です。そこで更に、各社マイレージのメリットとデメリットを詳しく見ていくことにしましょう。

航空会社4社のマイレージサービスのメリット・デメリットをそれぞれご紹介していきます。

ANAマイレージのメリット!陸マイラーもお得

先ずはANAマイレージのメリットから。先にご説明した通りANAはスターアライアンスに所属しており、就航都市数は1,250以上とトップクラス。
貯められるマイルの種類も多く、特典航空券の選びやすさも一番です。また現在発行されているクレジットカードの種類も多様で、ポイントへの移行がしやすいのも特徴です。

ANAマイレージのメリット
  • 提携航空会社が多く豊富な航空券と交換できる
  • 国内便が充実していてマイルが貯めやすい
  • 特典航空券以外にもマイルを有効活用できる(ANA SAYコインと交換 等)
  • クレジットカードの種類が多く移行先のポイントが豊富
  • ANAクレジットカードは更新時にボーナスマイルが付与
    (フライト利用がなくてもマイルが貯まる)

ANAクレジットカードには、フライト利用がなくても更新時にはボーナスマイルが加算されるため、いわゆる陸マイラーにもメリットがあります。

ANAマイレージのデメリット!特典航空券が取りにくい?

次はANAマイレージのデメリットです。ANAは人気が高いせいで特典航空券がとりにくいと言われています。また「ブラックアウトデイト」とは特典航空券の扱いがない期間のことを言いますが、ANAにはこの設定日が多く、なおさら予約が取りにくいという事情があります。

そこでどうしても予約が取れないという時には、同じアライアンスのユナイテッド航空を使うという方法もあります。①ANA→②ユナイテッドという順に検索すると、効率よく空席を見つけることができますよ。

ANAマイレージのデメリット
  • ブラックアウトデイトの設定日が多い
  • 人気が高く特典航空券が取りにくい
  • 燃油サーチャージ費用が別途必要
  • マイルの有効期限が3年
  • マイルを他人へ譲渡できない(配偶者・両親・子供は可能)
  • シーズンによって特典航空券の必要マイル数が変動

ANAマイレージサービスに向くのはこんな方

総合すると、ANAマイレージサービスに向くのは以下のような方です。出張や旅行で国内便をよく利用するファミリーにはピッタリですね。

  • 国内便の利用が多い
  • ファミリーで旅行を楽しみたい(家族のマイル合算が可能)
  • セブン-イレブンやENEOSをよく利用する(ANAカードマイルプラス加盟店)
  • ショッピングでも積極的にマイルを貯めたい(提携クレジットカードの種類が多い)
  • 台湾へよく行く
    (航空連合にエバー航空があり便数が多い&台湾在住者向けANAカードがある)

また普段よく使うお店もチェックしてください。ANAカードをお持ちなら、セブン-イレブンなどのANAカードマイルプラス加盟店で効率よくマイルを貯められますよ。

JALマイレージのメリット!ディスカウントマイルでお得

では次に、JALマイルについて見ていきましょう。JALマイルも各種ポイントへの移行が可能なので、貯めたマイルが無駄になりません。

JALマイレージのメリット
  • 国内便が充実していてマイルが貯めやすい
  • 移行可能なポイントの種類が多い
  • 特典航空券以外にマイルを有効活用できる(e JALポイントに交換)
  • 繁忙期も必要マイル数に変動がない
  • ディスカウントマイル、JALカード割引がある
  • どこかにマイルサービスにより6,000マイル(通常の半額分)で往復特典航空券に交換できる

JALマイレージのデメリット!ボーナスマイルが搭乗条件

JALマイレージのデメリットというと、やはりANAと同様、マイル有効期限3年という足かせでしょう。特に飛行機利用の少ない方にとって、マイルの利用は時間との戦いです。

JALの場合、毎年貰えるボーナスマイルは飛行機搭乗が条件となっている点が、陸マイラーの方にはやや不利かもしれません。

JALマイレージのデメリット
  • 人気があり特典航空券が取りにくい
  • 燃油サーチャージ費用が別途必要
  • マイルの有効期限が3年
  • 他人への譲渡が不可(配偶者・両親・子供は可能)
  • JALのボーナスマイルは搭乗しないと貰えない

ただ、JALマイルが貯まるクレジットカードはマイル移行手続きが一切不要で、カード利用の都度マイルが直接貯まりますので、手続きの無駄を省くことが可能です。

JALマイレージサービスに向くのはこんな方

JALマイルは搭乗しないとボーナスマイルがもらえないことや、ディスカウントマイル等の割引もあることから、年間1回以上は飛行機に乗る方が有利です。

また普段お使いのコンビニの種類にもご注目ください。JALカードで決済すれば、ファミリーマートを始めとするJALカードの特約店でもマイルが貯まります。

  • 国内便をよく使う
  • 少ないマイル数で旅行を楽しみたい方
  • ファミリーで旅行を楽しみたい(配偶者や子供のマイル合算が可能)
  • ファミリーマートやENEOSをよく利用する(JALカード特約店)
  • 香港によく行く(キャセイ・パシフィックが航空連合のメンバーでチケットが取りやすい)

デルタ・スカイマイルのメリット!マイルの有効期限がない

次に海外の航空会社に移りましょう。デルタ・スカイマイルにはブラックアウトデイトがないため、特典航空券が取りやすいというメリットがあります。

しかもスカイマイルは永久不滅ですので、期限を気にせずじっくり貯めることできますし、誰かにプレゼントもできます。

デルタ・スカイマイルのメリット
  • 有効期限がなく大量のマイルを貯めることができる
  • 特典航空券の予約がとりやすい
  • マイルを他人へ譲渡できる
  • 燃油サーチャージ料が不要
  • ブラックアウトデイトがない
  • 足りない分のマイルを現金で買い足すことができる

デルタ・スカイマイルは家族や友人にマイルを譲渡できたり、必要マイル数に足りない場合でも現金で不足分を購入できたりと、とても融通の効くマイレージプログラムです。

デルタ・スカイマイルのデメリット!就航都市が少ない?

デルタ・スカイマイルのデメリットとしては、特典航空券との交換に必要なマイル数が、国内マイレージより若干高いという点が挙げられます。一方で航空券が取りやすいので、一勝一敗といった感じですね。

デルタ・スカイマイルのデメリット
  • 特典航空券に必要なマイル数が多い
  • 他のポイントへ移行交換不可
  • 国内向けショッピングサイトがない

デルタ・スカイマイルに向くのはこんな方

デルタ・スカイマイルがピッタリなのは、海外旅行でマイルをゆっくり貯めたい方です。飛行機利用の多い方は、JALやANAマイレージをメインに、デルタ・スカイマイルをサブに使い分けるのもひとつの手でしょう。

  • 飛行機の利用機会が少ない(有効期限が無期限でゆっくりマイルが貯められる)
  • マイルの活用は特典航空券以外には考えていない
  • 友人や恋人との旅行を楽しみたい(マイルを友人や恋人へ譲渡できる)
  • 国内旅行より海外旅行に行く頻度が高い

ユナイテッド・マイレージプラスのメリット!マイルが無期限

従来、ユナイテッド航空のマイレージプラスの有効期限は1年半でしたが、2019年8月28日より無条件で無期限となりました。これで、デルタのスカイマイル同様、期限を気にせず好きなだけ貯めてから使うことが可能になりました。

ユナイテッド航空はANA同様、就航都市数最多のスターアライアンスに加盟しており、特典航空券の選択肢が多いこともユナイテッド・マイレージプラスのメリットです。

また、お買い物で効率よくマイレージプラスのマイルを貯められる「MileagePlus Shopping Japan」がありますので、こちらの利用でも手軽にマイルを貯められます。

ユナイテッド・マイレージプラスのメリット
  • マイルの有効期限は無期限
  • 就航都市数が多く選択肢が多い
  • 燃油サーチャージ料が不要
  • マイルを他人へ譲渡できる
  • マイルで片道航空券が取れる
  • 国内向け「MileagePlus Shopping Japan」でもマイルが貯まる

ユナイテッド・マイレージプラスのデメリット!予約が取りにくい?

一方、ユナイテッド・マイレージプラスのデメリットとして、海外便の予約が取りにくいと言う方もいます。

ユナイテッド・マイレージプラスのデメリット
  • 他のポイントへ移行交換不可
  • 人気が高く特典航空券の予約が取りにくい
  • クレジットカードの種類が少ない

どのマイレージにせよ特典航空券の数量には限りがありますから、ライバルより一足先に特典航空券の予約を押さえる必要があるのです。

ユナイテッド・マイレージプラスに向くのはこんな方

ただユナイテッド航空のマイルには期限がないので、たとえ希望の特典航空券が手に入らなくてもチャンスは無限にあります。

  • 飛行機の利用機会が少ない(有効期限が実質無期限でゆっくりマイルが貯められる)
  • マイルの活用は特典航空券以外には考えていない
  • 友人や恋人との旅行を楽しみたい(マイルを友人や恋人へ譲渡できる)
  • 国内より海外旅行に行く頻度が高い

マイレージブラスが貯まる国内向けショッピングサイトもありますので、飛行機に乗らなくてもコツコツ貯めていくことができます。陸マイラーでも安心ですね。

マイルの使い方と交換先!貯まったマイルでお得に旅行を楽しめる

最後に貯まったマイルの使い道をご紹介しましょう。「マイル=航空券に交換」というイメージが強いかもしれませんが、実は飛行機に乗る以外にも様々なシーンで利用可能です。自分のニーズに合わせてうまく活用してみてくださいね。

特典航空券と交換する

特典航空券とは、有償ではなく「貯めたマイルで交換できる航空券」のこと。国内線・国際線のいずれとも交換可能です。

特典航空券は、航空会社ごとにマイル数・路線・予約クラスが定められており、そのなかから選ぶ形になっています。この際、長距離の特典航空券と交換すると1マイル当たりの価値が上がるのでお得です。

なお必要なマイル数は、利用シーズンや区間によって変動します。航空券の予約が集中する?忙期は「利用制限」が設けられ、予約できない場合があるので注意してくださいね。

座席アップグレード

JALとANAでは国際線にかぎり、マイルを「座席アップグレード特典」と交換できます。
(デルタ航空ではほとんどのフライトでアップグレードが可能)

長時間のフライトで体を伸ばせないと、具合が悪くなってしまう方も少なくありません。そこで座席アップグレード特典を使えば、快適に過ごせるでしょう。

目安として、4時間以上のフライトでは座席をアップグレードするのがおすすめです。

ANAスカイコインに交換する

ANAスカイコインとは、航空券や旅行商品の購入に使える電子クーポンのこと。10コイン単位(10円)から支払いに充当できるため、無駄なく使えるのが魅力です。

また1万マイル以上を交換する場合は、会員のステータスやANAカードの種類によって交換率が上がることも特徴。たとえばクレジットカードで「ANAゴールドカード」以上を所有している場合、1万マイル以上で1.2倍、5万マイル以上で1.7倍にもなります。

使い方次第でよりお得になる交換方法なので、ぜひ検討してみてくださいね。

ANAクーポン券に交換

ANAの場合、提携パートナーで使える各種クーポン券が用意されています。
クーポンの内容は、たとえば以下のようなもの。

  • ザ・リッツ・カールトン・ホテル沖縄宿泊クーポン
  • シャングリ・ラ ホテルズ&リゾーツ宿泊クーポン
  • ザ・ペニンシュラ東京食事クーポン
  • ジョエル・ロブション食事クーポン

豪華な内容で、使うのが楽しみになりますね。

ただし、ザ・リッツ・カールトンなど世界の高級ホテルを利用するには、必要マイル数が2万マイル以上~となっており、ハードルはやや高め。ショップ利用も可能なので、普段のお買い物で少しずつ使うのも一案です。

e JALポイントに交換する

e JALポイントとは航空券や燃油サーチャージ、ツアー購入代金に充当できる、JAL独自のポイント。5,000マイル単位から交換可能で、5,000マイル=5,000ポイント(5,000円相当)に換算されます。

ただし1万マイル単位で交換した場合は、1万マイル=1万5000ポイント(1万5000円相当)となるため、よりお得でしょう。なおe JALポイントの有効期限は、最後に交換した日から1年後の同月末となっています。

期限切れでポイントが無効になってしまわないように気を付けてくださいね。

JALクーポン券に交換

JALには、航空券やツアー購入、機内販売、宿泊、飲食などで使える「JALクーポン」が用意されています。さらに空港宅配サービスやレンタルモバイルサービス(携帯電話・Wi-Fi)、コート・手荷物預かりサービスの利用でも使えるなど、幅広い用途があるため人気です。

1万マイル単位から交換可能ですが、1万マイル=1万2000円相当のクーポンに換算されるためお得感があります。

クーポンの有効期限は引換申込受付日の翌月から起算し、起算月を含めた13か月後の月末までです。使いそびれることがないように注意してくださいね。

なおJALクーポンは旅行関連のサービスでしか利用できないため、使い道がはっきりしてから交換するのがおすすめです。

マイルを貯めるには、ライフスタイルに合ったカードを選ぶのがコツ

今回は低コストで効率よくマイルが貯まるクレジットカードを厳選してご紹介しました。また、マイルの使い方やマイルの仕組みも合わせて解説しました。

クレジットカードを使えば、搭乗だけでなく普段のお買い物や通勤電車での利用でもマイルを効率よく貯めることができます。

貯まったマイルの使い道も、特典航空券だけでなく旅行に役立つ様々なものに交換ができます。旅行がお好きな方は、是非マイルが効率よく貯まるクレジットカードでお得に旅行を楽しみませんか?