法人アライアンス事業

株式会社オリコミサービス
人事・総務部
部長
佐藤 昌弘様

（佐藤様）
元々、定年を迎える従業員に対して退職の二年前にライフプランセミナーを行っていました。しかし、これからの時代は年金のことや経済状況など不安なことも多いです。もっと前の段階で従業員にライフプランを考えるきっかけを作ったほうがよいのではと考えていました。将来のお金の心配があると不安になりますよね。そこをサポートできるマネーセミナーに興味を持ちました。

（佐藤様）
40代～50代以降の従業員がボリュームゾーンです。この年代の従業員は家族を持ち、住宅購入をする傾向がありますね。20代～30代の従業員もいます。やはり比較すると、時代のちがいもありますが、お金に対する考え方は違うように感じます。

（佐藤様）
最初に告知をしたときは、反応は薄かったです・・・。初めての取り組みだったので、ピンとこなかったのでしょうか、声がけをしてから関心を示す従業員が多かったですね。当日参加もあったので、最終的には準備した椅子が足りなくなるほど多数の参加者が集まりました。

（佐藤様）
アンケートをみたところ、配布資料がわかりやすかった、ためになったという声が多かったです。また、説明が理解できなかったという声はなかったので、講師の方にとても丁寧に説明していただけたと感じています。セミナーの具体的な内容で言うと、保険を選ぶ際の注意点、ライフステージによる保険の選択方法などの具体的な説明が自分事として捉えるきっかけになったかと思います。ライフプランを立てることの大切さに気づきがあったという従業員が多かったのが印象に残っています。あとは参加した従業員のほとんどが、受講を他の人にすすめたいとアンケートで答えていました。役に立つ情報を得られたセミナーだったと思います。

（佐藤様）
わかりました。年齢によって満足度に違いがみられました。30代後半以降の子育てを経験している世帯の従業員の多くは、保険に関する知識については聞いたことがあったとの声がありました。結婚や出産、住宅購入などをきっかけに保険を検討したことがあったのでしょう。経験値がある分、新しい情報という点では物足りなかったのかもしれません。でも知識を固める、もう一度考えてみるきっかけになるという点でセミナーは役に立ったと思います。

（佐藤様）
はい。年代によって抱えている課題や次に準備しなくてはならないことが異なりますね。特に若い世代には、将来どこでどのくらいお金が必要な場面があるか、お金をどう使っていくかなどの知識を早い段階で情報提供していくことが大切だと思いました。いざ、必要となった場合、知識不足で正しい判断ができないと困りますよね。そこはサポートしていく必要があると思います。

（佐藤様）
今回は知識をインプットするセミナー形式でした。特に専門家の講師に話を聞くことはとても勉強になります。今後、新たなお取り組みをするとしたら、実際に保険証券をもってきて、講師と一緒に契約内容を確認してみるというのはいかがでしょうか。保険証券はどこに何が書いているのかよくわかりませんよね。ためになると思います。また、セミナー後のアンケートにライフプランを立てることの大切さがわかったという声が多かったので、実際にライフプラン表を作るアウトプット型の勉強会もよいのではないかと思います。あとは、保険以外にもお金の使い方、つきあいかたについて知識が得られるテーマもよいですね。

（佐藤様）
人事部門としてはやはり人（従業員）が財産だという考え方なので、人を育てていくということをとても大切に考えています。毎年、教育計画を立てて外部研修や社内研修を行っています。私たちの教育の基本は、考えるきっかけを与えることだと位置づけています。

研修のテーマは、業務の知識を向上させるもの、人間性を高めるもの、生きていくための知識を得るもの等、様々です。どの研修でも自分で何かを考えて、学んでほしいと思っています。今回のマネーセミナーをきっかけにこれからどうお金と向き合っていくのか、一人ひとり考えてもらいたいですね。

私たち、広告関連の業種は人と人とのつきあいが大切で、いかに永続的によい関係を築くことが事業の発展につながります。そのためには業務知識はもちろんのこと、人間力が必要だと感じています。今後も教育には力をいれていきます。

（佐藤様）
そうですね。よい企画をお待ちしています。

今後は年代別、ライフステージ別等、適切なタイミングに合わせたセミナーも企画していきたいと思います。
本日はありがとうございました。