ブラックでも借りれるところはある?中小消費者金融でも信頼が必要

ブラックでも借りれるところはある?中小消費者金融でも信頼が必要

2024.11.11
ブラックでも借りれるところはある?中小消費者金融でも信頼が必要

ブラックなのでどの金融機関の審査も通らずに困っている、という人もいるでしょう。信用情報機関に返済能力に関して問題があると判断される情報があれば、少なくとも5年は新規での借入は困難です。

今は返済の遅れもないし収入も安定しているのだから、お金を貸してくれるところがあるのでは?と思うこともありますよね。

審査について柔軟な金融機関はいくつか存在します。また、ブラックだと思っていても実はそうではなかったということもあり得ます。

安定した収入がありブラックでない方は、3分融資や在籍確認なしが選べるおすすめカードローンから比較検討してみてください。

もし、返済に自信があるなら、中小消費者金融に相談をしてみるのも方法の一つです。

ブラックでも借りれるところはあるのか?また、ブラックでも借入ができる方法や注意点について解説します。また、ブラックでも貸付をする悪質業者に関するリスクや、ブラックかどうかを確認する方法についてもお伝えします。

目次 表示

ブラックでも借りれる金融機関はないが中小消費者金融を視野に入れてみる

原則、ブラックでも借りれるところはありません。なぜなら、ブラックというのは返済に関して問題があったということで、返済能力において信頼できないからです。

消費者金融や銀行などでは信用情報を確認し、現在・過去の借入や返済に関して確認をして返済能力を判断します。ブラックの場合は、調査のもと返済能力に不安があると判断されるため、審査通過できません。

ただし、中小消費者金融では審査において柔軟性があるため、ブラックでも借りれる可能性があると考えられます。中小消費者金融の場合、信用情報だけでなく、現在の収入や借入状況、返済なども踏まえ、今ならお金を貸しても返済できると信頼できれば融資をするケースがあるからです。

もちろん、すべての中小消費者金融からお金を借りられるとは限りません。柔軟な審査をしてくれるとはいえ、中小消費者金融にも審査基準があります。ブラックの場合、審査に通らないのは当然のことと認識しましょう。

もし、現在は返済を滞納していない、収入が安定している、滞納を完済して時間が経っているなど、返済可能な状況であるなら、中小消費者金融カードローンの借入を視野に入れてみるとよいでしょう。

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原則ブラックでは審査通過できないが視野に入れて検討してみるとよい中小消費者金融

基本的にブラックで審査通過は厳しいですが、検討してみるとよい消費者金融を紹介します。

金利 融資までの時間 無利息期間 融資可能金額
エイワ 17.9507%~19.9436% 仮審査後希望時間に連絡 なし 50万円まで
アロー 15.00%~19.94% 最短45分 なし 200万円まで
フタバ 14.959%~19.945% 最短即日 あり 50万円まで
いつも 4.8%~20.0% 最短即日 あり 500万円まで
ダイレクトワン 4.9%~18.0% 最短即日 あり 300万円まで

エイワは対面与信で信頼できるかどうかを確認する

エイワは申込者一人ひとりに実際会い、貸付をしても大丈夫かどうかを確認する対面与信での審査を行っています。書類だけではなく、人間性などを踏まえて審査をするのが特徴です。

よくある質問でも、他社で断られた場合について、「現在の状況を確認して融資を検討する」と回答しています。

融資は50万円までで返済しやすい金額までの貸付です。返済は毎月一定の金額を返済する元利均等返済方式を採用。返済計画が立てやすいのがメリットです。

金利 17.9507%~19.9436%
無利息期間 なし
ポイント
  • 対面での審査
  • 毎月同じ金額を返済する「元利均等返済方式」

アローはアプリでの申し込みで郵送物なしにできる

アローはアプリで申し込めば最短45分で審査が完了し、振り込みをしてくれます。郵送物もありません。

アローは、お金を借りることを家族や会社に知られたくない人におすすめです。

また、返済日を5日、10日、15日、20日、25日、月末から選択できます。返済はアロー指定の口座に振り込みをします。

アローの公式サイトには、以下のような申し込み前のチェック項目があります。

  • 1年以内にアローの審査に落ちていない
  • 無職ではない
  • 貸金業者からの借入が年収の3分の1を超えていない
  • 健康保険に加入している
  • 勤続日数が6ヶ月未満ではない
  • 他社の返済が遅れていない など

「いいえ」に該当しなければ申し込みが可能です(ただし、申し込みができても審査通過できるとは限りません)。

金利 15.00%~19.94%
無利息期間 なし
ポイント
  • 最短45分で融資可能
  • アプリでの申し込みで郵送物をなしにできる

フタバは平日16時までに審査が完了すれば即日振込をしてくれる

フタバは急ぎでお金を借りたい人にもおすすめです。平日16時までに審査が終われば、その日のうちに融資をしてくれます。

インターネットから24時間365日申し込みが可能。在籍確認は原則電話で行われるので、スムーズに確認できるようにしておきましょう。

フタバは30日間の無利息期間も設定しています。お得に借りられる点もメリットです。また、年収の3分の1を超える借入れではなく、他社での借入が4社以内であれば申込対象です。

金利 14.959%~19.945%
無利息期間 30日間
ポイント
  • 平日16時までの審査完了で即日融資可能
  • 30日間の無利息期間あり

itsumo(いつも)は原則電話での在籍確認をしないなどバレずに借りられる

いつもは、周囲に借入をバレずに借入が可能です。自宅への郵送物もなしにできますし、在籍確認は電話以外の方法で行います。

実際、WEBからの申し込みで99%は電話での在籍確認をせずに契約に至っています。

借入は会員ページから振込依頼をして振り込んでもらうため、専用のカードも発行しません。カードを使っているところを誰かに見られるという心配もしなくてすみます。

振込依頼の手続き後、土日祝日問わず、すぐに振り込んでもらえます。ただし、金融機関によって取引可能時間が異なるので確認が必要です。

最短即日融資が可能ですが、金融機関によっては翌日の借入となることもあります。PayPay銀行口座の場合は24時間365日取引可能です。

金利 4.8%~20.0%
無利息期間 最大60日間
ポイント
  • 原則勤務先への電話連絡なし・カード発行もなし
  • 最大60日間の無利息期間がある

ダイレクトワンは店頭窓口での申し込みなら最短30分でカードを発行可能

インターネットや電話での申し込みもできますが、急ぎで融資をしてもらうなら、店頭窓口がおすすめです。店頭なら不安や疑問などを直接聞けるほか、担当者が申込者にあったマネープランをアドバイスしてくれます。

基本的に在籍確認は電話で行われます。会社が休みで連絡が取れない、ということのないようにしましょう。初めての利用で55日間の無利息期間もあります。ただし、WEB契約が条件です。

また、ダイレクトワンはスルガ銀行グループの消費者金融です。安心して利用できる点はメリットでしょう。

金利 4.9%~18.0%
無利息期間 借入日の翌日から55日間
ポイント
  • 店頭窓口での申し込みなら最短30分で借入が可能
  • スルガ銀行グループなので安心

審査通過の可能性を高めるには返済可能なことを証明する

原則、ブラックでお金を借りられるところはありませんが、相談にのってくれる中小消費者金融はあります。融資を可能にするには最低でも次のような状態で、返済可能であることを証明することが必要です。

カードローンやクレジットカードの支払いを滞納していない

カードローンやクレジットカードなどの支払いが遅れていたり、滞納していたり、ブラックの状態が続いていれば審査通過は厳しいです。また、つい最近まで滞納していた、という状態では審査は通らないでしょう。

カードローンやクレジットカードなどの支払いは期日通りに済ませておくこと。1日くらい遅れてもいいだろう、と思わずきちんと支払い、遅延や滞納をしないようにしましょう。

安定した収入があり返済できること

お金を借りるには、収入が安定していること。毎月必ず収入があることが重要です。アルバイトやパートでも申し込みはできますが、審査通過の可能性を高めるには、正社員であることです。

アルバイトやパートの場合、体調不良などで仕事を休めば収入が減ってしまいます。収入が安定していないと返済できない可能性も出てくるでしょう。正規雇用であれば有給休暇があるため、会社を数日休んだからといって収入が減ることはありません。

勤続年数も長い方が有利なので、就職後短くても半年、できればより長く同じ勤務先で仕事をしたうえで申し込むのがおすすめです。

同じところで長く勤めるには、自分に合った職場で働くことも大切です。ストレスが溜まるような職場では長続きできず、会社を辞めれば借入はもちろん、申し込みさえできないことも多いです。

もし、就職してもすぐに辞めてしまうことが多いようであれば、自分に適した仕事や職場環境などについて改めて考えてみるとよいでしょう。就活アドバイザーなどに相談するのもおすすめです。

借り入れ希望額を少額にすることで借入をしやすい状態にする

高額の借入より少額の方が借りやすいと言えます。借入希望額は最低限にすることです。必要な金額を消費者金融などからすべて借りようとせず、節約をしたり、不用品を売ったりするなどほかの方法で不足分を補うことも考えましょう。

借りる金額を少額にすれば返済負担も減らせます。融資可能額は審査によって決まりますが、必要以上に借りられる場合もあるでしょう。

しかし、借りられるからと必要以上に借りれば、利息も含めた返済金額も増え返済負担が大きくなります。「つい借りてしまう」という人は、最初から借りられる金額を少額にしておくことをおすすめします。

借金を完済して返済負担をなくす

他社からの借入がある場合、できれば完済しておいた方がよいでしょう。消費者金融などの貸金業は、年収の3分の1を超える借入はできません。

過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています(総量規制)。

引用元:日本貸金業協会 1お借入れは年収の3分の1までです

3分の1というのは、消費者金融などから借りている総額です。すでに3分の1ギリギリでは、審査通過は厳しいでしょう。返済負担を考えれば、他社からの借入は少ない方が審査は通りやすく、他社からの借入がない方が、審査通過の可能性も高くなるでしょう。

また、借金がある状態で借りるのは返済額が増えてしまうということです。返済できないという状況を避けるためにも、借金はすべて返済してから借りる方がよいです。

信用情報には遅延や滞納だけでなく、完済した情報も登録されます。審査を通りやすくするためにも、借金は完済しておきましょう。

信用情報機関に登録されているネガティブ情報が消えてから申し込む

原則ブラックでも借りれる金融機関はありません。審査に通るには、信用情報機関に登録されている遅延や滞納などのネガティブ情報が抹消されるのを待って申し込むことです。

現在は収入が安定していても、借金がなくても、信用情報機関に遅延や滞納、債務整理、または強制解約などの情報があれば、審査通過は厳しいものです。

「ブラックでも借りれるところがあるかもしれない」と期待して、いくつもの消費者金融に申し込みをすれば、その記録も信用情報に登録されます。短期間でいくつものカードローンやクレジットカードに申し込む多重申し込みは、審査によい影響をもたらしません。

登録内容や信用情報機関にもよりますが、登録機関は5年~7年とされています。少し長く感じるかもしれませんが、ネガティブな情報が消えればブラックではなくなり、審査通過の可能性も高くなります。

審査なしでブラックでも借りれると勧誘する業者からは借りない

正規の貸金業者でなければ、ブラックでも借りれる可能性が高いです。しかし、貸金業者として登録していない業者からお金を借りるのはやめましょう。結果、返済額が高額になったり、最悪犯罪に巻き込まれるようなことになったりすることもあります。

貸金業者として登録していない業者は悪質なのでお金を借りてはいけない

貸金業者として登録していない闇金などは、法律を守らない悪質な貸付や取り立てをします。例えば、法律で決められている上限利息は年利20%ですが、それ以上(10日で1割、10日で2割など)の法外な利息で貸付をすることがあります。

通常、そのような高い利息で借りようとは思わないものですが、ブラックでどこからも借りられない状況にあると、そういった危険な業者からでも借りたくなってしまうこともあるでしょう。

しかし、悪質業者は、返済できない場合の嫌がらせ、脅し、または個人情報を犯罪に利用するなどさまざまなことをします。お金を借りられて安心できるのは、ほんの一時だけです。その後は、高額な返済や嫌がらせなどに悩まされなければなりません。

悪質業者の「ブラックでも借りれる」「審査なし」「無職でもOK」などといった勧誘には乗らないことです。また、悪質業者だと知らずに借りないよう、貸金業者として認められているかどうか、金融庁などのサイトで確認をするようにしましょう。

また、登録をしていないのに登録番号を詐称してサイトなどに掲載する、貸付をしているといった悪質な業者もいるので注意が必要です。その情報も金融庁のサイトで確認できます。

「少し借りるくらいなら大丈夫だろう」と考えてはいけません。悪質な業者からお金を借りれば、返済額は雪だるま式に膨れ上がっていくだけです。無登録の業者からはお金を借りることは考えず、ほかの方法を検討しましょう。

SNSなどで見かける個人間融資は悪質業者であることが多いので注意

SNSやインターネットの掲示板などで、「お金に困っている人を助けます」「すぐにお金を貸します」など、個人名での融資の申し出には連絡をしないようにしましょう。

面識のない個人とお金の貸し借りを行うことを「個人間融資」と言いますが、悪質業者が個人名を語っていることが多く、連絡すれば高い利息がついたり、手数料を要求されたりすることがあります。

また、SNSなどでお金の貸し借りの契約を勧める行為は、貸金業法に該当する可能性があり、罰則の対象となるものです。このような危険なことには関わらないようにしましょう。

クレジットカードの現金化を勧める業者には注意が必要

クレジットカードのキャッシング枠であればお金を借りられますが、ショッピング枠を利用して現金化する行為は注意が必要です。

ショッピング枠の現金化とは、クレジットカードのショッピング枠を買い物やサービスに利用するのではなく、換金目的でクレジットカードを利用することです。

業者の指示する商品をカードで購入し、買い取ってもらったり、キャッシュバックしてもらったりする、といった方法で現金を手に入れることができます。

しかし、買取金額やキャッシュバックされる金額は購入金額とは見合ったものではなく、高い手数料などを請求されることもあり、大きく損をしてしまうのです。さらにクレジットカードの利用代金の支払いもしなければなりません。

また、一般的にカード会社は、ショッピング枠を本来の目的ではなく、換金を目的として利用することを禁止しています。

クレジットカードの現金化を勧める業者は悪質なケースが多いため、損はしても得をすることはありません。クレジットカードのショッピング枠を利用してお金をつくることは考えないようにしましょう。

車リース金融や家具リース金融などリース契約でお金を借りるのは危険

悪質業者の手口として、車や家具などを買い取るという名目でお金を渡し、車や家具をリースするという契約で利息を請求するというものがあります。

お金を借りることができ、車が家具もそのまま使用できるので一見魅力的な方法に思えるかもしれませんが注意が必要です。悪質業者はリース代金として高額な利息を請求するうえ、リース代金(利息)が払えないと車や家具を持って行ってしまう、ということもあります。

審査がない場合はブラックでも借りれる

ブラックだとお金を借りられないのは返済能力に関する審査があるからです。審査がなければ、ブラックでも借りれる方法があります。お金を借りるには条件や担保が必要ですが、対象となっているなど条件がクリアできればブラックでもお金を借りることが可能です。

質屋ならブラックでもお金を借りれる!預かってくれる品物を探そう

質屋なら本人確認書類さえあれば、ブラックでもお金を借りることができます。カードローンの返済が遅れていても、無職でも、担保となる品物があればお金を借りられます。売却するわけではないので、期日までに元金と利息を支払えば、品物を取り戻せるのもメリットでしょう。

ただし、以下の点は注意が必要です。

  • 売却するより査定額は低くなる(売却時の6~8割程度)
  • 期日までに支払いをしなければ預けた品物は戻ってこない
  • 預かってもらえない品物もあるので確認が必要
  • 希望通りの金額が借りられないこともある

借りられる金額は預ける品物によるので、希望通りの金額を手に入れられない可能性もあります。また、必ず返済期限が過ぎても、返済を催促されることはありません。品物は戻ってきませんが、返済する必要もありません。

生命保険の契約者貸付制度で保険会社から借入ができる

生命保険に加入しているなら、契約者貸付制度が利用できることがあります。契約者貸付制度は、解約返戻金の範囲内でお金を借りられる制度です。終身保険や養老保険など、解約返戻金のある保険に加入していれば、お金を借りられます。

契約者貸付制度を利用できれば、保険を解約する必要はありません。保険会社や商品にもよりますが、解約返戻金の6~8割程度まで借りることが可能です。

ただし、利息を含めた借入金額が解約返戻金額を上回ったり、期間内に返済ができなかったりすると、保険の契約が解除されてしまうことがあります。

貯金担保自動貸付けで郵便局からお金を借りられる

ゆうちょ銀行に担保定額貯金、もしくは担保定期貯金をしていれば、それを担保にお金を借りることができます。貯金担保自動貸付けは、自分で貯金をしているお金を担保にした貸付なので審査はありません。

通常貯金の残高より多く払い戻しの請求をした場合、不足分が自動的に借入金となります。貸付回数や返済金額なども制限がなく、通常貯金に預入をすれば自動的に返済となります。

借入可能額は預入金額の90%以内。貸付期間は2年間です。貸付期間を過ぎて完済できないと貯金が払い戻しされ、返済に充てられることとなります。利息分も忘れずに返済するようにしましょう。

従業員貸付制度があれば信用情報などのチェックなしで会社からお金を借りられる

勤務先に従業員貸付制度や社内貸付制度があれば、会社からお金を借りられます。従業員貸付制度は福利厚生の一つであり、勤務している人をサポートする制度です。信用情報機関を確認するといった審査はありません。

ただし、申請をする際には、借入の目的や請求書、見積書などを提出しなければならないことが多く、どのような理由でも借りられるとは限らないので注意しましょう。

一般的に、対象となるのは正社員でアルバイトやパートの場合、対象とならないこともあります。借入可能金額や返済方法なども会社によって異なるので確認をしてみましょう。

クレジットカードのキャッシング枠なら審査なしですぐに利用可能

クレジットカードを申し込むときに、キャッシング枠を付帯していれば、お金を借りることが可能です。クレジットカードの審査でキャッシングの審査も併せて行っているので、キャッシング枠が付帯されているなら審査なしで利用できます。

提携ATMでクレジットカードを挿入すれば、お金を引き出すことができます。

ただし、キャッシング枠が付帯されていない場合は、改めて審査が必要になります。他社からの借入が多かったり、返済遅延などをしていたりすれば、審査は通らないでしょう。

また、クレジットカードの支払いが遅れていたり、滞納したりしていると、キャッシングも利用できません。

親や兄弟など家族からなら審査なしで借りられるが信頼を失わないようにする

どこからもお金を借りられないときは、親や兄弟など家族に相談してみるのも選択肢の一つです。家族なら審査も利息もないでしょう。

突然「お金を貸してほしい」と言われた方は、驚き心配してしまうかもしれません。家族に精神的負担をかけないよう、お金が必要な理由、返済の目処、返済できる根拠をきちんと説明しましょう。

お金を借りたいためとはいえ、嘘はいけません。信頼を失くさないためにも「すぐに返すから」など適当なことは言わず、確実に返済できる日を伝えておくことも重要です。

もし約束の日に返済できない場合でも連絡をして、遅れてしまう理由と改めて返済日を伝えましょう。家族だからと甘えすぎてしまうと、信用されなくなってしまいます。

全額を返済できなくても、少しでも返済することです。感謝の気持ちも忘れずに伝えましょう。

生活福祉資金貸付制度は無職でもブラックでも借りれる公的貸付制度

国や自治体による貸付制度もありますので、検討してみるとよいでしょう。その中の一つに、低所得者世帯、障害者世帯、高齢者世帯を対象とした、生活福祉資金貸付制度というものがあります。

無利子や低利子で借りられるので、どこからもお金を借りられず、生活に困ってしまうようなことがあれば、自治体に相談してみましょう。窓口はそれぞれの地域の社会福祉協議会です。

生活福祉資金貸付制度には、次のような種類があります。

総合支援資金 生活支援資金、住居入居費、一時生活再建費
福祉資金 福祉費、緊急小口資金
教育支援資金 教育支援費、就学支度費
不動産担保型生活資金 不動産担保型生活資金、要保護世帯向け不動産担保型生活資金

お金を調達できずに生活に困っている、という場合は総合支援資金や緊急小口資金、病気の治療や介護費用に困っている場合は、福祉資金を利用できる可能性があります。

低所得者世帯とは一般的に市町村民税非課税程度とされていますが、地域によって基準は異なります。

所得の比較的少ない世帯の場合、夫(48歳)、妻(42歳)、子供2人(高校生17歳、小学生10歳)の4人世帯を例にとれば、年収で概ね500万円以内までの世帯が利用できます。

引用元:千葉県社会福祉協議会 生活福祉資金 この貸付制度を利用できる世帯は? 1収入基準について 例①

資金の種類や家族の人数などによって違いがあるので、お住まいの社会福祉協議会や自治体に相談をしてみましょう。

また、シングルマザーやシングルファザーなどを対象とした、母子父子寡婦福祉資金貸付制度という制度もあります。対象は配偶者のいない、20歳未満の子どもを扶養している人です。

生活費や住宅資金をはじめ、高校や短期大学、大学などの授業料や書籍代、医療や介護費用、結婚式なども借りられる可能性があります。市役所などの福祉窓口で相談をしてみましょう。

信用情報をチェックし本当にブラックかどうかを確認

そもそも本当にブラックなのか、またブラックかどうかわからないという場合は、信用情報を確認してみるとよいです。ブラックとは信用情報に次のような情報が登録されていることを指します。

  • カードローン、住宅ローンなどの借入金・クレジットカードの利用代金などの支払い遅延・延滞
  • 債務整理(任意整理や個人再生、自己破産など)
  • カードの強制解約
  • 短期間で複数のカードローンやクレジットカードへの申し込み
  • 借金を返済している間に過払い金の請求をした など

上記のような事故情報(異動情報)は、5年~7年登録され、登録期間が過ぎれば記録は抹消されます。自分の信用情報を確認したい場合は、信用情報機関に情報開示申請をしましょう。

情報開示には費用がかかります。それぞれの信用情報機関の手数料(税込)は次の通りです。

インターネット 郵送
CIC 500円 1,500円
JICC 1,000円 1,300円
全国銀行個人信用情報センター 1,000円 1,500円+発券手数料

郵送の場合、速達や本人限定受取郵便などは別途料金がかかります。

信用情報を開示したからといって、審査に悪い影響を与えることはありません。登録期間が過ぎていると勘違いして申し込みをすれば、審査に落ちてしまう可能性が高いです。それを防ぐためにも、また、借入金額などを再確認したりするためにも、信用情報を明確にしておくとよいでしょう。

「ブラックでも借りれる」に関連するよくある疑問

「ブラックでも借りれる」に関連するよくある疑問を集めてみました。参考になさってください。

Q ブラックかどうかわからないのですが調べる方法はありますか?

A 信用情報機関(CIC、JICC、全国銀行個人信用情報センター)に信用情報の開示を申請しましょう。手数料はかかりますが、明確な情報を確認できます。インターネットで受け取る方法のほか郵送で受け取ることも可能です。

Q ブラックでも借りれる消費者金融カードローンはありますか?

A  明確にブラックでも借りれる消費者金融カードローンがあるとは言えません。原則、ブラックの場合は返済能力に関して不安要素があると判断されるため、審査通過はできません。

ただし、中小消費者金融の中には、信用情報だけでなく現在の状況や信頼できるかどうかなどを含めて独自の審査をしてくれるケースもあります。必ずしも審査に通るとは言えませんが、そのような消費者金融であれば相談にのってくれる可能性はあります。

Q ブラックでもお金を借りる方法はありますか?

A  対象や条件などはありますが、ブラックでもお金を借りる方法はあります。質屋や保険会社の契約者貸付制度、ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付け、クレジットカードのキャッシング枠の利用などは審査なしで借入ができるので、ブラックでも借りられます。

正社員なら勤務先に社員貸付制度(従業員貸付制度)があれば、お金を借りられるでしょう。生活に困っているなら、生活福祉資金貸付制度など公的機関の貸付制度を利用する方法もあります。

Q 「ブラックでも融資可能」と書いてあるチラシをもらったのですが、お金を借りられるのですか?

A  連絡すればお金を借りられるかもしれませんが、「ブラックでも融資可能」「無職でもOK」などといった言葉で勧誘する業者は闇金のような悪質業者の可能性が高いです。

お金を借りることができても、後で高い金利での返済を請求される可能性が高く、犯罪に巻き込まれる危険もあります。貸金業者として登録してあるかを確認し、少しでも不審な点があれば契約をしないようにしましょう。

Q 元ブラックでも金融機関でお金を借りることは可能ですか?

A  元ブラックのような、信用情報機関の事故情報の登録期間が過ぎて記録が抹消された場合、審査通過の可能性は高くなり、お金を借りることが可能になります。

ただし、金融機関の貸付に関する審査は、信用情報機関の情報を確認するだけではありません。現在の収入状況や勤務先、勤続年数、借金の有無や金額などを含めて審査をするので、それらの条件をクリアできれば借入ができます。

ブラックの場合は中小消費者金融に相談してみるのも方法の一つ

基本的に、消費者金融を含め、ブラックで借りれる金融機関はありません。銀行はもちろん、大手消費者金融や中小消費者金融でも、ブラックの場合は審査通過できる可能性はほとんどないでしょう。

しかし、中小消費者金融の中には信用情報機関の情報だけで判断するだけでなく、現在の状況を踏まえて審査をしてくれるところがあります。

現在は収入が安定している、カードやローンの支払いを期日通りに行っているなど、返済可能であると信頼されれば借入ができる可能性もあるでしょう。

ただし、相談にはのってくれるかもしれませんが、審査通過できるとは限りません。審査のない質屋や勤務先の従業員貸付制度なども検討してみることをおすすめします。

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